ゼリーにはさまざまな種類があり、子どもから大人まで幅広い年代の方から人気があります。また、ゼリーはヘルシーなイメージがあるため、ダイエット中に食べる方も少なくありません。一方で、糖質が含まれているゼリーをダイエット中に食べても良いのか、気になっている方もいるでしょう。
この記事ではゼリーの特徴やゼリーダイエット、簡単なレシピなどを紹介します。おやつや贈り物にもおすすめの美味しいゼリーを、お得に買う方法も解説するので参考にしてください。
ゼリーについて
ゼリーは英語がもとになっており、フランス語ではジュレといいます。日本ではゲル状のお菓子のことをゼリーと呼びますが、近年では響きがおしゃれなジュレと呼ぶことも増えました。
本来ジュレには「凍らせた」という意味があり、イタリアでは現在も凍らせたお菓子をジュレといいます。
ゼリーの基本的な材料はゼラチン・砂糖・水・果汁です。ゼラチンはゼリーの独特な食感を生み出し、水はみずみずしく仕上げるために使われます。ちなみにゼラチンの原料は、動物の皮や骨に含まれているコラーゲンです。
ゼラチンではなく寒天や果物などから作るペクチン、赤藻類から作る寒天、赤藻類から抽出されるカラギーナンを使用する場合もあります。また、基本的なゼリーの材料に香料や乳製品を加えて、アレンジしたものもゼリーの一種です。
ゼリーはさまざまな材料でアレンジされており、種類が豊富なお菓子といえます。
ゼリーのカロリーは?
ゼリーはヘルシーなイメージがあるため、置き換え用食品としてダイエット中に積極的に食べている方も少なくありません。では、本当にゼリーはダイエットに適しているのでしょうか。
ここではゼリーのカロリーや糖質量、ゼリーダイエットについて解説します。
ゼリーのカロリーや糖質量
ゼリーにはさまざまな果物や材料が使われていますが、カロリーや糖質はどのくらいあるのでしょうか。手作りしたり店頭でよく見かけたりするゼリー100gあたりのカロリーや糖質量を確認しましょう。
例えば、一般的なみかんゼリーのカロリーは53kcal、糖質量は12.1gです。コーヒーゼリーの場合はカロリーが44kcal、糖質量は10.3gになります。また、フルーツがたっぷり入ったフルーツゼリーのカロリーは51kcal、糖質量は11.62gです。
なお、カロリーと糖質量は材料や商品によっても異なります。果汁をふんだんに使ったゼリーは糖質量が多くなり、当然内容量が増えればカロリー・糖質量ともに高くなります。
同じみかんゼリーでも商品によってカロリーや糖質量が大きく異なるケースがあるため、購入の際には十分確認しましょう。
ダイエット中にゼリーを食べても大丈夫?
ゼリーは腹持ちが良いため、置き換えダイエット用の食品として選ばれることがあります。甘さを感じられるのにカロリーが低い点も、ダイエット中に食べる方が多い理由のひとつです。
ダイエット中にゼリーを食べるなら、夜だけゼリーダイエットがおすすめです。夜だけゼリーダイエットは夕食をゼリーに置き換えるだけなので、簡単に挑戦できます。
ただし夕食をゼリーに置き換える場合は、健康面にも考慮して朝食と昼食で栄養を摂る必要があります。
ゼリー1個では物足りない場合はゼリーと一緒にコップ2杯から3杯分の水を飲む、それでも足りなければ低カロリーの食べ物を組み合わせるといった工夫してみましょう。
ゼリーの種類
先述したようにゼリーはバリエーションが豊富です。ゼリーの種類には以下のものが挙げられます。
ゼリーの種類
- 果汁や果物を使ったゼリー
- お酒を使ったゼリー
- ポーションゼリー
- 寒天ゼリー
- ゼリー飲料
- アイスゼリー
大きく分けてもこれほどの種類が挙げられます。ほかにも、グレープフルーツやオレンジといった果物の皮を器にして作るフレッシュなゼリーや、果物ではなくトマトなどの野菜を使ったゼリーもあります。
ゼリーにはたくさんの種類があるので、おやつとしてもダイエット用としてもさまざまな商品から選ぶのも楽しめるでしょう。
ゼリーはギフトにも喜ばれる
ゼリーは見た目が綺麗で味の種類が多いことも魅力です。そのため自分で食べるだけでなく、大切な人へのギフトにも喜ばれます。ここではギフトとして選ぶ際のポイントを紹介します。
好みに合わせて選ぶ
ゼリーをギフトとして選ぶ際は、贈る相手の好みを考慮して選びましょう。
例えば、フルーツ好きの方や食べ盛りの子どもがいる相手には、果実入りのゼリーがおすすめです。家族の年齢がバラバラの場合は、複数の種類がセットになっているものを選ぶと喜ばれるでしょう。
また、おしゃれなゼリーを贈りたいときはみずみずしく見た目が美しいジュレ、スイーツ好きな方にはアイスゼリーがおすすめです。甘いものが苦手な方ならコーヒーゼリーや抹茶ゼリーも良いでしょう。
健康志向の方や珍しいものが好きな方には野菜のゼリーというように、相手の好みに合わせて選べるのは、種類が豊富なゼリーならではです。
メーカーで選ぶ
ゼリーには高級メーカーが発売しているものも少なくありません。老舗の果物専門店や高級お菓子メーカーなど、メーカーで選ぶのもおすすめです。
高級メーカーのゼリーは使っている素材や作り方、パッケージにこだわっているものが多く、見栄えが良いのも特徴です。スーパーの店頭に並んでいるゼリーでは見かけないフルーツを使ったものもあり、特別感もあります。
特にお世話になっている方や、目上の方への贈り物には高級メーカーのゼリーは喜ばれるでしょう。
気軽に贈りたい場合は、たらみなどの人気メーカーのものを贈るのもおすすめです。高級メーカーか一般的な人気のメーカーかによって金額も異なるため、予算に合わせて選ぶのもひとつの方法です。
ゼリーの歴史・発祥
ゼリーの歴史は古く、古代ローマ時代にはゼラチンを使った煮こごりのような料理が存在していたとされています。この料理は、肉・魚に含まれるゼラチン質で作るゼリー寄せのもととなったと考えられています。
現代ではゼリーといえばお菓子というイメージがありますが、ゼリーがお菓子として登場したのは、18~19世紀頃のことです。当時料理人やパティシエとして活躍していたフランス人の、アントン・カレームという人物がゼリーをお菓子として広めました。
ちなみに日本でゼリーが広まったのは、20世紀になってからといわれています。それまでは寒天を使ったあんみつなどが食べられており、ゼラチンは使われていませんでした。
またコーヒーゼリーは1963年に軽井沢で営業していた喫茶店で誕生した、日本発祥のお菓子とされています。
ゼリーの作り方は?簡単なレシピを紹介
ゼリーの基本的な作り方を知れば、さまざまなアレンジを楽しめるようになります。ここでは、簡単なレシピを確認してみましょう。
ゼリーの材料
- ゼラチン……5g
- ゼラチンを溶かすための水……25ml
- 水……110ml
- 果汁……100ml
- 砂糖……25g
- お好みで着色料など……適量
作り方
- ボウルにゼラチンとゼラチンを溶かすための水を入れてふやかし、湯煎で溶かしておく
- 鍋に砂糖と水を入れて加熱し、溶かしておいたゼラチンを加えて混ぜる
- 果汁や着色料を加えて混ぜたらカップなどに流し入れ、冷蔵庫で冷やして完成
家庭でゼリーを作る際には、以下のような点に注意しないとゼラチンがうまく固まらない場合があります。
例えば粉ゼラチンや板ゼラチンを使う場合は、水でふやかしてから使わなければ失敗しやすくなります。またゼラチンの量が少なかったり、鍋にゼラチンを加えてから沸騰させてしまったりすることも、固まらない原因となる恐れがあるため気をつけましょう。
さらにキウイやパイナップル、メロンなどの果実をそのまま入れると、酵素や酸によってゼラチンが固まりづらくなります。これらの果実を入れる場合は、瓶詰や缶詰のものを使うのがおすすめです。
透明のゼリーと果汁や着色料を加えたカラフルなゼリーを2種類作って2層にするなど、アレンジも楽しんでみましょう。
気軽に飲めるゼリー飲料も人気
ゼリーの種類でも紹介した通り、固形のゼリーだけでなくドリンクのように飲めるゼリー飲料もあります。ゼリー飲料は栄養補助食品として取り扱われる商品もあり、忙しい朝や仕事中になかなか休憩がとれないとき、食欲が沸かないときにも気軽に飲めるのでおすすめです。
ゼリー飲料と一口にいっても種類はさまざまです。例えば、さらっと飲める喉越しが良いタイプと飲みごたえのあるどろっとしたタイプがあります。
さらっとしたタイプは体調が優れないなど、食欲がないときに適しています。一方、どろっとしたタイプは腹持ちが良いので、忙しい朝などに良いでしょう。
糖質の種類や味のベースも商品によって異なります。例えば栄養補助食品らしいエナジードリンクのような味のタイプ、一般的なゼリーのようなフルーティーな味のタイプなどがあります。味のタイプは好みが分かれるので、飲み比べて好きな商品を探しましょう。
美味しいゼリーを安く買う方法
ゼリーとは、凍らせたという意味をもつゲル状のお菓子です。スーパーやコンビニなどの店頭でもよく見かける果実を使ったゼリー以外にも、寒天ゼリーやアイスゼリーなどさまざまな種類があります。
ゼリーはギフトにも喜ばれます。使っている材料などの種類が豊富なので、贈る相手の好みを考慮して選びましょう。お世話になっている方には高級メーカーのゼリー、気軽に贈りたい場合は人気メーカーのゼリーなどメーカーで選ぶ方法などがあります。
また、忙しい朝や食欲が沸かないときには、気軽に飲めるゼリー飲料もおすすめです。
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