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クラダシチャレンジとは 社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ（通称 クラチャレ）」は、人口減少・少子高齢化により人手不足に悩む地域・農家さんのもとへ、地方創生やフードロス問題に興味がある学生やクラダシスタッフを派遣するプログラム。一次産品の収穫をはじめとした農業体験により、フードロス削減を目指します。参加者は、現地での農作業や現地の方との意見交換を通して、地域の現状や課題など座学では得られないたくさんの学びを得られます。 |
開催地紹介
第26回 社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」in 沖縄県石垣市
開催期間：2023年6月13日〜6月27日
参加人数：学生3名
開催の背景
石垣市は、亜熱帯の気候、豊富な水資源、豊かな土壌に恵まれた地域です。このような地形を生かし、石垣市ではパイナップルの生産が盛んに行われており、国内産パイナップルのうち99.9%は石垣市で生産されています。しかし、国内では国産のパイナップルではなく、安価な外国産のパイナップルがより多く流通しており、パイナップルの自給率は5%程度しかありません。そこで、クラダシチャレンジを通して学生が作業を手伝い、商品をKuradashiで販売することで農家さんの新たな収入を生み出すほか、石垣産パイナップルの魅力を全国に広め、石垣市の農業の発展に貢献します。
【活動内容】収穫などの詳細
やえやまファームさんをはじめ、家族経営をされている当銘さんや移住者の荒木さんなど3つの農家さんに分かれて作業を行いました。パイナップルを収穫した後に、籠を背負って運ぶ作業がとても大変でした。また、収穫だけでなく草取りや散水など農業の基本となる作業も体験させていただき、パイナップルの生産現場を知ることができました。
【活動内容】ワークショップ
石垣市役所にてワークショップが行われました。 石垣市役所職員の方が以下2つの議題を用意してくださいました。
・新たに農業に携わる担い手の育成支援
・石垣産パイナップルを地域の魅力と共に広めるための施策
学生から積極的に質問させていただいたり、お話を伺ったりする中で、さまざまな意見を提案することができ、充実した時間となりました。
【活動内容】施策提案の詳細
石垣市のパイナップル産業の課題として、①生産量が大きく減少していること、②国内におけるパイナップル自給率が低いことの2つが挙げられます。また、これらに加え、後継者不足によるパイナップル産業の衰退も予想されます。
そこで、私たちは①石垣島パイナップルのファンを増やすためのプラットフォームの創出、 ②安定的に農業の担い手を生むためのマッチング制度確立の2点を提案します。
①に関しては、パイナップルの収穫体験ツアーを企画します。これにより、実際に石垣産と外国産パイナップルとの差別化およびパイナップルのイメージをアップデートできると考えています。また、「石垣島パイナップル」を消費者にとって気軽に手に取りやすい存在にすることも期待しています。
②に関しては、就農希望者がスピーディーに希望する農家とマッチングでき、手厚い教育を受けることができます。また、農家にとっては、一時的な人手不足の解消だけでなく後継者の育成および獲得を期待できます。
参加者の声
慣れない農作業、自然と密接な環境、大迫力のお祭り、そして様々なバックグラウンドを持つ方々との交流。挙げ始めたらキリがないくらい、毎日が新鮮な出来事にあふれた2週間でした。 2週間は決して長い期間ではありませんが、クラチャレのために尽力してくださった皆様のおかげで、石垣島に対するイメージが刷新され、私なりの特別な思い入れも生まれました。クラチャレへの参加を経て 生まれた気持ちやつながりを大切に、今後も継続して学び、行動していきたいと思います！【大学4年 青木さん】
活動レポート詳細
この記事でご紹介したクラチャレをもっと詳しく知りたい方はこちら！より詳細な活動レポートをご覧いただけます。
クラチャレ＆クラチャレふるさとだより
Kuradashiでは、クラチャレをきっかけとする商品「クラチャレふるさとだより」を販売しています。日本全国の地域経済の活性化や特産品の魅力発信を実現したい。「クラチャレふるさとだより」は、そんな思いで生まれた商品です。
商品の収穫・梱包をおこなうのは、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の参加学生たち。 地方創生を志し、強い思いでクラダシチャレンジに参加するメンバーです。
「クラチャレふるさとだより」の購入によるクラダシ基金への支援が、また次のクラダシチャレンジにつながります。
