【クラチャレレポート】第32回 京都府京丹波町 2023年10月3日〜10月10日

【クラチャレレポート】第32回 京都府京丹波町 2023年10月3日〜10月10日

クラダシチャレンジとは

社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ(通称 クラチャレ)」は、人口減少・少子高齢化により人手不足に悩む地域・農家さんのもとへ、地方創生やフードロス問題に興味がある学生やクラダシスタッフを派遣するプログラム。一次産品の収穫をはじめとした農業体験により、フードロス削減を目指します。参加者は、現地での農作業や現地の方との意見交換を通して、地域の現状や課題など座学では得られないたくさんの学びを得られます。


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開催地紹介

第32回 社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」in 京都府京丹波町

開催期間:2023年10月3日~10月10日

参加人数:学生6名・クラダシ社員1名

開催の背景

京丹波町は、京都のほぼ中央部に位置し、緑深き山々に囲まれ、清らかな水が流れる自然豊かな町です。その一方で、古くから京都と山陰をつなぐ交通の要衝として栄え、京阪神など大都市圏へ1時間台で移動できる交通環境に恵まれた地域でもあります。歴史ある食の町として知られ、丹波栗や黒豆、丹波牛、松茸などの「丹波ブランド」として有名な特産品が多くあります。2021年10月に京丹波町、積水ハウス、株式会社クラダシの3者で締結した「京丹波町におけるSDGsの推進に係る食品ロス削減および特産品のPRに向けた連携協定」がクラチャレ開催のきっかけとなり、今回で3回目の実施となりました。

【活動内容】収穫作業

広大な丹波農園で、栗拾いや選果、出荷作業を行いました。ゴルフボールほどの栗の大きさに驚くと同時に、収穫の大変さを実感しました。特に栗拾いは骨が折れる作業で、丹波農園は土地が広く一面積の栗拾いが終わっても、別の場所には多くの栗が落ちているため、終わりが見えない状況とはまさにこのことだと感じました。

作業の大変さを身をもって実感したことで、農家さんへの感謝の気持ちがより一層深まりました。農園の社長の手作りの美味しいご飯を楽しみに毎日の作業を頑張りました。

意見交換会

京丹波町役場で行われた意見交換会では、「京丹波町の魅力や課題」「今後、京丹波町がどのようになっていけば良いのか」などについて話し合いました。出身地の異なる大学生6名が、立場の異なる関係者の皆さんとお話することで、普段とは異なる視点で地方創生について考えることができ、貴重な体験になりました。

 

【活動内容】施策提案

現地の活動を通して、農業およびブランド品の生産の担い手不足、観光地としての知名度の低さに問題意識を持ちました。また、関西大都市圏からから1時間強で行くことができる一方で、列車の本数が少なく、少し不便であると感じました。そこで、「関西在住社会人向け華金バスツアー」を施策として提案したいと考えました。

本プロジェクトは、移動手段に悩むことなく、手軽に参加してもらうことで、京丹波町の食や自然を堪能し、魅力を知ってもらえる内容となっています。このツアーにより、京丹波町のファンを増やすことができることはもちろん、さらなる丹波農園のブランド価値向上やリピーター確保も期待できると考えました。

参加者の声

「1時間しか電車に乗っていないのに、すごく遠くから帰ってきたような気がする。」というのが、京丹波町から京都駅に帰ってきた時の素直な感想です。私は、このクラチャレに関わるまで京丹波町のことをほとんど知りません でしたが、たった1週間で京丹波町の豊かな自然や食材から溢れる非日常感に魅了されてしまいました。またそれと同時に、京丹波町のようにまだ人々に知られていない魅力的な地域が日本にたくさんあるということを、より多くの人に知って欲しいと強く思うようになりました。何かと「海外」が注目される社会ですが、日本国内の魅力を広めることで、地方に対してポジティブなイメージを持つ人を増やしていきたいです。 

【大学4年 福島さん】

クラダシチャレンジはクラダシのソーシャルグッドな活動の原点であり、まさに企業のDNAであります。私としては初めての参加で、とても楽しみにしておりました。

地方創生の価値が詰まったこのクラダシチャレンジは、私にとって心に残る体験でした。栗収穫を通じて、農作物の尊さやその背後にある労力に深く感謝するとともに、地元コミュニティの大切さを痛感しました。大自然の中で作業することで、環境との調和を感じ、自然の恩恵を享受することの重要性がより理解できました。これはただの収穫作業ではなく、地域社会への貢献と結びついた、価値ある時間であり、この美しい日本を後世にも残していきたいと強く思いました。

【クラダシ社員 河村】

活動レポート詳細

この記事でご紹介したクラチャレをもっと詳しく知りたい方はこちら

より詳細な活動レポートをご覧いただけます。

クラチャレ&クラチャレふるさとだより

 

Kuradashiでは、クラチャレをきっかけとする商品「クラチャレふるさとだより」を販売しています。日本全国の地域経済の活性化や特産品の魅力発信を実現したい。「クラチャレふるさとだより」は、そんな思いで生まれた商品です。

商品の収穫・梱包をおこなうのは、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の参加学生たち。 地方創生を志し、強い思いでクラダシチャレンジに参加するメンバーです。

「クラチャレふるさとだより」の購入によるクラダシ基金への支援が、また次のクラダシチャレンジにつながります。


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くらだしマガジン編集部

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