「気づいたらシナシナ…?」「買ったときはシャキッとしていたのに、冷蔵庫で眠らせていたらしんなり…。」サニーレタスでそんな経験、ありませんか?特売の日についまとめ買いしてしまって、「ちゃんと保存しておけばよかった…」と後悔したことがある人も多いのではないでしょうか。 実はサニーレタスをシャキシャキのまま長持ちさせるには、ちょっとした保存のコツがあるんです。 この記事では、すぐ実践できるサニーレタスの適切な保存方法をわかりやすく紹介します。 サニーレタスを無駄なくおいしく楽しむために、ぜひチェックしてみてください。
サニーレタスの切り口を水につけて冷蔵保存|保存期間10日程度
サニーレタスは、切り口を水につけて立てて保存することで、シャキシャキ感を保ったまま約10日間保存できます。この方法なら、しんなりしがちな葉先も元気をキープできます。使いたいときにすぐおいしく食べられるのがうれしいポイントです。
【手順】
- サニーレタスの根元(芯の部分)を少しだけ切り落とす。
- 容器に少量の水を入れ、切り口がしっかり水に浸かるように立てて入れる。
- 葉がしおれないよう、全体をふんわりラップやポリ袋で覆う。
- そのまま冷蔵庫の野菜室へ。水は2~3日に一度、新しいものに取り替えましょう。
切り口から水を吸わせることで、サニーレタス全体にうるおいが行き渡り、まるで買ったばかりのようなシャキシャキ感を保つことができます。また、立てて保存するのもポイントです。葉を上に向けて立てることで重力による圧迫を避け、葉が潰れたり傷んだりしにくくなります。野菜室にそのまま寝かせておくよりも、ずっときれいな状態をキープできます。
サニーレタスに爪楊枝を刺して冷蔵保存|保存期間2週間
サニーレタスをできるだけ長く新鮮な状態でキープしたい方は、「芯に爪楊枝を刺すだけ」の保存テクニックを試してください。サニーレタスに爪楊枝を刺して冷蔵庫で保存すれば、なんと2週間程度の保存が可能です。以下の手順を参考に、より長くサニーレタスのシャキシャキ感を保ちましょう。
【手順】
- サニーレタスの芯の部分を確認し、乾燥や変色が見られる場合は、その部分を包丁でカットして整える。
- 爪楊枝を芯に対してまっすぐ奥まで、放射状に3本ほど刺す。芯のサイズに応じて本数を調整する。
- 芯の部分に濡らしたキッチンペーパーを巻き、全体をポリ袋に入れる。
- 冷蔵庫の野菜室で立てて保存する。
サニーレタスの芯には「成長点」と呼ばれる部分があり、ここが収穫後も成長を続けようとするため、エネルギーが消耗されて葉がしおれてしまいます。そこで芯に爪楊枝を刺し、成長点を破壊することで成長を止め、鮮度を保つことができます。
さらに、芯の乾燥を防ぐために、濡らしたキッチンペーパーを巻き、水分バランスを保つことが重要です。
ちぎったサニーレタスの冷蔵保存|保存期間3〜5日
「使いきれなかったサニーレタス、翌日にはしなしな…」そんな経験、ありませんか? 実は、ちぎったサニーレタスもひと手間加えて保存すれば、3〜5日程度シャキシャキ感をキープした保存が可能です。すぐに使える状態で保存できるので、時短にもつながります。
【手順】
- サニーレタスは手でちぎって食べやすいサイズに分ける。
- ちぎった葉を軽く洗ったら、水気を丁寧に拭き取る。
- ペーパータオルを敷いた保存容器に葉を重ねる。
- さらに上からもペーパーをかぶせてふたを閉める。
ちぎったサニーレタスを長持ちさせるには、まず包丁ではなく手でちぎって切り口の変色を防ぎましょう。軽く洗ったあとは、キッチンペーパーや清潔な布巾で水気をしっかりふき取るのがポイントです。そのうえで、湿らせたペーパータオルと一緒にふんわりと保存容器に入れます。ぎゅうぎゅうに詰めると葉がつぶれて傷みやすくなるので注意してください。保存容器がない場合は、ジッパーバッグでも大丈夫です。
サニーレタスの冷凍保存|保存期間1か月
サニーレタスは、冷凍することで1か月ほど保存することができます。適切な手順で冷凍保存しておけば、サラダだけでなくスムージーやスープにもおいしく便利に活用できます。
【手順】
- サニーレタスをきれいに水洗いする。
- サニーレタスを食べやすいサイズに手でちぎり水気を拭く。
- キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。
- 使う分量ずつ、サニーレタスをフリーザーバッグに入れる。
- ジップロック等の保存袋にいれて、しっかりと空気を抜いてから封をする。
- 冷凍庫に入れて保存する。
サニーレタスを冷凍保存する際に注意したいのは、冷凍前に水分をしっかり拭き取ることです。水分が残っていると、冷凍中に霜がついて品質が落ちてしまうからです。さらに、冷凍したレタスは解凍するとしなっとした食感になるため、生でサラダとして食べるのには向いていません。スムージーやスープ、炒め物にはそのまま使えるので、冷凍する前に使い方を考えておくと便利です。また、冷凍保存の期間は1か月程度を目安にし、それを過ぎると風味が落ちることがあるので早めに使い切るようにしましょう。
サニーレタスは常温保存に向かない
サニーレタスは非常にデリケートな野菜で、常温で保存するのには向いていません。水分を多く含んでいるため、常温に置いておくと水分が蒸発しやすく、すぐにしんなりしてしまうからです。特に気温が高いと、葉の鮮度が急速に落ちてしまいます。 また、サニーレタスの葉は空気に触れやすく、常温では酸化が進んで変色することもあります。これにより、見た目も悪くなり、食感も損なわれてしまいます。 そのため、サニーレタスは冷蔵保存が最適です。冷蔵庫で保存することで、葉の鮮度や食感を長く保つことができます。特に野菜室に入れておくと、適切な温度と湿度で管理できるので、サニーレタスのおいしさをキープすることができます。
新鮮なサニーレタスの見分け方
サニーレタスを買うとき、どれが新鮮でおいしいかを見分けるのは少し難しいかもしれません。そこで、サニーレタスの鮮度を簡単にチェックできるポイントを紹介します。
【見分け方のポイント】
- ふんわりとした株の形状
- 葉に張りとみずみずしさがある
- しんなりしていない
- 変色していない
- 切り口が乾燥していない
新鮮なサニーレタスを選ぶには、株全体がふんわりとしていて、葉にしっかりとした張りがあるかどうかを確認しましょう。しんなりしていたり、変色していたりするものは鮮度が落ちている証拠です。切り口が乾燥しているものは、栄養や風味が低下していることがあるため注意してください。 新鮮なサニーレタスを選び、よりおいしくシャキッとした食感を楽しみましょう。
サニーレタスの食感を復活させるには50度洗いがおすすめ!
実は、サニーレタスを50度のお湯で洗うだけで、まるで採れたてのようなシャキシャキ感をよみがえらせることができます。 やり方はとっても簡単。50度のお湯にサニーレタスを1~2分ほど浸すだけ。高温で菌が洗い流され、同時に水分が適度に吸収されることで、みずみずしさが復活すると言われています
保存したサニーレタスをおいしく食べるおすすめレシピ3選
無限チョレギサラダ
保存したサニーレタスを使って、簡単に作れる「無限チョレギサラダ」を紹介します。韓国海苔とごま油の香ばしい風味、おろしニンニクのアクセントが効いたこのサラダは、サニーレタスのシャキシャキ食感をしっかり楽しめる一品です。
【材料】
- サニーレタス:大きめ1束
- 韓国海苔:2パック
- いりごま:適量
- ごま油:大さじ2
- 醤油:大さじ1
- 酢(あればリンゴ酢):大さじ1.5
- おろしニンニク:大さじ1
- 鶏がらスープの素:小さじ1
- 砂糖:小さじ1
【作り方】
- サニーレタスはきれいに洗ってから、水気をしっかりと拭き取る。
- 食べやすい大きさに手でちぎる。
- 別のボウルに、調味料(ごま油、醤油、酢、おろしニンニク、鶏がらスープの素、砂糖)を全て入れて、よく混ぜ合わせる。
- ちぎったサニーレタスに調味料を均等にかけ、手で優しく和える。
- 最後に、適度にちぎった韓国海苔といりごまを加えて、全体をさっと混ぜたら完成。
調味料を先にしっかり混ぜておくことが大切です。和える際は、必ず手で軽く混ぜるようにしましょう。手で混ぜることでサニーレタスが優しく絡み、食感を保ちやすくなります。また、サニーレタスから水分が出ることがあるので、食べる直前に混ぜるのがポイントです。これで、シャキシャキ感を保ったままおいしくいただけます。
参考:クックパッド
野菜のマリネサラダ
新鮮な野菜を使った「野菜のマリネサラダ」は、ヘルシーでさっぱりとした味わいが楽しめる一品です。色とりどりの野菜を組み合わせて、オリーブオイルやレモンの風味でさっぱりと仕上げます。どんな野菜でもおいしく作れるので、お好みの野菜をたっぷり使って、簡単に作れるこのレシピをぜひ試してみてください。
【材料】
- サニーレタス:適量
- ブロッコリー:適量
- ミニトマト:適量
- カブ:適量
- きゅうり:適量
- オリーブオイル:大さじ2
- レモン汁:大さじ1
- 酢:大さじ1
- 塩:小さじ1/2
- 砂糖:小さじ1/2
- ブラックペッパー:適量
- パセリ(お好みで):適量
【作り方】
- ブロッコリーを茹でて、一口サイズにカットする。
- カブときゅうりを切り、塩をふって軽く揉んでおく。
- サニーレタスを食べやすい大きさにちぎり、洗ってしっかり水切りする。
- ドレッシングの材料(オリーブオイル、レモン汁、酢、塩、砂糖、ブラックペッパー)を全て混ぜ合わせる。
- サニーレタス以外の野菜とドレッシングをよく和える。
- サニーレタスをお皿に盛りつけ、他の野菜を上に乗せて完成。
マリネサラダは、使用する野菜によってアレンジできるので、お好みの野菜を使ってみてください。特に、生で食べる野菜は軽く塩揉みをしておくことで、余分な水分が抜けて味がしっかり馴染みやすくなります。季節の野菜を使うことで、さらにおいしさが増します。
参考:クックパッド
豚しゃぶサニーレタス丼
ジューシーな豚しゃぶとシャキッとしたサニーレタスが相性抜群の、さっぱりとした丼ぶりレシピを紹介します。火の通し方や盛りつけの工夫次第で、さっぱりなのに満足感たっぷりの一皿に。暑い季節や食欲がない日にもぴったりな、簡単なのに手が込んで見える豚しゃぶ丼です。
【材料】
- 豚しゃぶ用の薄切り肉 :250g
- サニーレタス :2枚
- 大葉(しそ):4枚
- 麺つゆ(3倍濃縮):100cc
- 水:200cc
- 焼肉のタレ:お好みの量
- 白ごま:適量
- ご飯:2膳分
【作り方】
- サニーレタスは洗ったあとしっかり水気を切り、手でちぎって食べやすくしておく。
- 大葉は細かく千切りにする。
- 豚肉はくっつかないように広げて準備しておく。
- 鍋に麺つゆと水を入れて火にかけ、煮立ってきたら中火にして、ふつふつと静かな沸騰状態を保つ。
- 豚肉を数枚ずつ入れて、色が変わったらすぐに取り出す。※火が入りすぎないよう注意。
- 器にご飯を盛り、ちぎったサニーレタスと茹でた豚肉を乗せ、焼肉のタレをまわしかける。
- 最後に白ごまと千切りした大葉をふりかけて、彩りをプラスすれば完成。
豚肉は強火でグラグラ煮るより、やさしい火加減でじっくり火を入れると、ふっくらやわらかく仕上がります。また、茹で汁に麺つゆを加えることで、お肉にほんのり下味がついて、そのままでもおいしいです。お鍋の大きさによって茹で汁の分量は調整してください。
参考:クックパッド
まとめ:サニーレタスを上手に保存しておいしく食べよう
サニーレタスは、ちょっとしたコツでぐっと日持ちが良くなり、最後までシャキシャキの食感を楽しめます。保存方法を見直したり、使い切りレシピを活用したりすることで、無駄なくおいしく食べ切りましょう。
ほんの少しの工夫が、毎日の食卓を豊かにするだけでなく、食材を無駄にしない「やさしい選択」にもつながります。フードロスの削減に向けて、サニーレタスを無駄なく使えるように正しく保存してください。
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