納豆の賞味期限切れは何日まで食べられる?食べられない特徴も紹介
「気がついたら納豆の賞味期限が切れてしまった……」
「納豆の賞味期限が切れてからいつまでは食べられる?」
納豆は発酵食品です。だからといって、いつまでも食べられるわけではありません。
もちろん、納豆にも賞味期限があります。
そこでこの記事では、賞味期限が切れた納豆はいつまで食べられるのか?賞味期限について徹底解説します。食べられない納豆の特徴や、賞味期限が近づいた納豆を美味しく食べるレシピも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 利用期限
- 2026年12月31日 23:59まで
- クーポン内容
-
Kuradashiで販売中の全商品から550円OFF
※1注文ごとに割引が適用されます
※えらんでKuradashi対応商品は対象外
- 利用可能回数
- 初回購入のみ / お一人様につき1回のみご利用 いただけます
- 利用条件
-
・2,000円(税込)以上のお買い物にご利用いただけます。
・ご利用にはKuradashiへの会員登録・ログインが必要です。
・他のクーポンと併用はできません。商品ページにてクーポンを配布している場合がございますので、ご確認のうえご利用ください。
・プレミアム会員費、ギフトカード、えらんでKuradashi、えらんでKuradashi対応商品のご購入にはご利用できません。
・ご注文確定後のクーポン適用はできません。
ご利用の際はクーポンが適用されているかご確認のうえご注文ください。
・商品によって別途クール便代金が発生する場合があります。
・沖縄県及び離島(※一部の離島を除く)へのお届けは、別途送料(船便・航空便)がかかります。
納豆は元々腐っているから賞味期限はない?腐敗と発酵の違い

納豆とは、茹でた大豆に納豆菌をまぶして発酵させた食べ物です。
発行させているから元々腐っているのでは?と思われるかもしれません。しかし発酵とは、菌の働きにより人間に有益な変化をもたらす現象であり、腐敗とは異なります。
発酵と腐敗は、以下のような特徴があります。
- 発酵:微生物の働きによって食べ物が変化し人間に有効な物質を作り出す活動
- 腐敗:微生物により食べ物が変化し味の劣化や悪臭を放つようになる活動
発酵と腐敗は異なるため「納豆は元々腐っている」のではなく、納豆菌の働きにより風味や旨味が加わった食べ物ということになります。
ただし、納豆菌だけでなく、細菌など他の微生物が付着した場合は、腐敗してしまう可能性があります。
納豆の平均的な賞味期限は7〜10日間

納豆の賞味期限は、各メーカーで設定されている平均的な日数で7〜10日間です。
そもそも、食品を美味しく食べるための期限には、賞味期限のほかに消費期限があります。
賞味期限とは、その食品を美味しく食べられる期間であり、消費期限とは安全に食べられる期間です。賞味期限は含まれる水分が少ない、加熱してある食品など、比較的劣化しにくい食品に設定されることが多くあります。
一方で、消費期限は腐敗しやすい食品につけられることが多く、期限が過ぎると雑菌が繁殖する危険性があるため食べないほうが安全です。
納豆は賞味期限切れでも食べられる!

美味しく食べるための賞味期限が設定されている納豆は、設定されている期限を過ぎても、すぐに腐るわけではありません。
株式会社タカノフーズのQ&Aでは、以下のように回答されていました。
期限を過ぎると、風味が落ちてきたり臭いが強くなってしまいます。いずれも本来の風味は損なわれてしまうので、お召し上がり頂くことはお勧めできません。納豆の賞味期限は、冷蔵保管(10℃以下)でおいしくお召し上がりいただける期限です。期限を過ぎると、風味が落ちてきたり臭いが強くなってしまいます。
引用:賞味期限・保存方法のQ&A|お客様相談室|タカノフーズ株式会社
前提として、10℃以下の冷蔵庫(野菜室)で正しく保存されている場合の賞味期限です。この期限は過ぎても食べられますが、美味しく安全に食べるなら賞味期限内に食べ切ることが大切です。
賞味期限切れの納豆はいつまで食べられる?

発酵食品である納豆は、冷蔵庫で保存している間も徐々に発酵が進んでいきます。
賞味期限切れの納豆は過剰に進んだ発酵により、風味の劣化や臭いの変化が見られることが特徴です。
ここでは、賞味期限が切れた納豆はいつまで食べられるのか日数ごとの目安を紹介します。あくまで目安ですので、実際に食べる際は自分でしっかり確認してからにしましょう。
賞味期限切れ1~3日の納豆
賞味期限を1〜3日ほど過ぎた納豆は、見た目や臭い、食感に変化はほぼなく、傷みは進んでいません。
賞味期限切れ1週間の納豆
賞味期限が1週間切れた納豆は、徐々に豆の色が茶色っぽくなります。
表面が白い膜で覆われ、場合によっては表面に白いポツポツとした粒状の塊が出てくるかもしれません。白い粒状の塊はチロシンというアミノ酸の一種で、納豆菌が大豆を分解することにより発生します。
また、豆の表面の乾燥が進み、ふっくらとした見た目が失われていきます。
アンモニア臭が出ている場合は処分したほうがよいでしょう。
賞味期限切れ2週間の納豆
賞味期限が2週間切れた納豆は、豆の色がより茶色く、表面の白い粒が大きくなります。
シャリシャリとした食感になり、苦みを感じるかもしれません。
この苦みは、大豆のタンパク質が分解されることでできるペプチドによるものです。食べても問題はありませんが、風味は劣ります。
また、アンモニア臭がより強くなります。
賞味期限切れ1か月の納豆
賞味期限が1か月切れた納豆は、豆の水分が抜けて食感が硬くなります。
チロシンの粒が大きく、苦みも強く感じるようになり、食感や味は劣化します。
また、強いアンモニア臭を放っている場合は注意が必要です。
雑菌が繁殖しカビが生えることがあるため、混ぜても糸を引かないなど異常が見られる場合は、速やかに処分しましょう。
食べられない賞味期限切れ納豆の特徴

発酵が進み、風味や味が劣化した納豆には、以下のような特徴が見られます。
- 混ぜても糸を引かない
- アンモニア臭など強烈な異臭がする
- 粒がドロッとしている
- 粒が乾燥してカラカラの状態になっている
こうした特徴が見られる納豆は、食べずに処分したほうが安全です。
混ぜても糸を引かない
納豆の特徴である粘りが無くなり、糸を引かなくなった場合は注意が必要です。
納豆菌以外の雑菌が繁殖したことによる影響と考えられます。
アンモニア臭など強烈な異臭がする
発酵が過剰に進行したことで、ツンとしたアンモニア臭や、異臭がする場合は雑菌が繁殖して腐敗している恐れがあります。
粒がドロっとしている
混ぜても糸を引かずに、豆がドロッとしている場合は、腐敗が進んでいるかもしれません。
また、豆の形が崩れている場合も注意が必要です。
粒が乾燥してカラカラの状態になっている
納豆は、時間が経つと豆の水分が抜けて乾燥しはじめます。
長く放置すればするほど水分が抜けて、カラカラの状態になります。
食感が変わり、美味しく食べられないので、処分したほうがよいでしょう。
賞味期限切れが近い納豆を食べ切る絶品レシピ3選

納豆の賞味期限が近いからといって、大量消費するのは容易ではありません。
そこで、納豆を料理にアレンジして消費するのがおすすめです。
ここでは、納豆を美味しく食べ切る絶品レシピを3種類紹介します。
- 納豆チャーハン
- 納豆ニラチヂミ
- 納豆とツナマヨのパスタ
納豆チャーハン
納豆をチャーハンの具材として活用するレシピです。加熱することにより納豆特有の粘りが軽減され、食べやすくなります。ごま油の香りが納豆の旨味を引き立て、思わず箸が止まらなくなる美味しさです。
【材料(2人分)】
- あたたかいごはん:1合(340g前後)
- たまご:1個
- 長ねぎ:1/3本
- 味付き塩こしょう:小さじ1/2
- 味の素:小さじ1/2
- サラダ油:大さじ1
- 納豆:1パック
- 醤油:小さじ2
- ごま油:大さじ1
- 粗びき黒こしょう:適量
- 青ねぎ(小ねぎ):適量
【作り方】
- 長ねぎはみじん切り、青ねぎ(小ねぎ)は小口切りにカットする
- 納豆はよく混ぜ、付属のタレ、カラシ(お好みで)、醤油を加えて混ぜ合わせる
- 大きめのボウルにあたたかいごはん:1合(340g前後)、たまご1個、長ねぎ1/3本、味付き塩こしょう小さじ1/2、味の素小さじ1/2を入れ、ムラがないようよく混ぜ合わせる
- フライパンにサラダ油を入れて強めの中火で熱し、長ねぎと青ねぎを一気に入れてパラパラになるまでよく炒める
- 納豆を加えてさらに炒め、パラパラになったらごま油を鍋肌に伝わせて加えて火を止める
適量の粗びき黒こしょうを振りかけて全体的に混ぜ合わせる
- 器に盛りつけ、青ねぎを散らして完成
参考:レシピサイトNadia
納豆ニラチヂミ
納豆をたっぷり加えたチヂミのご紹介です。ニラとごま油の風味が食欲をそそり、あっという間に食べられます。
加熱することで独特の臭いが無くなるので、納豆が苦手な方にもおすすめです。
【材料(2人分)】
- 納豆:1または2パック
- ニラ:1/2束
- 小麦粉:大さじ4〜5
- 片栗粉:大さじ1
- 水:大さじ1
- 白だし:大さじ1
- 醤油(タレ用):大さじ1
- 酢(タレ用):大さじ1
- 食べるラー油(タレ用):お好みの量
【作り方】
- ニラを適当な大きさにカットする
- ボウルに材料をすべて入れて、よく混ぜる
- フライパンにごま油を入れて加熱する
- 生地を半分流し、中火で焼く
- 両面を焼いて、ちょうどよい焦げ目がついたら完成
参考:クックパッド
納豆とツナマヨのパスタ
納豆とツナマヨのパスタは、茹でたスパゲティと具材、調味料を混ぜ合わせるだけで作れる、簡単パスタです。
納豆とツナの旨味にマヨネーズのコクのあるまろやかな味わいが合わさって、あと引く美味しさが楽しめます。ベーコンのカリっとした食感がアクセントになります。
- 【材料(2人分)】
納豆:1パック
- ツナ:1缶
- ベーコン:3枚
- 万能ネギ:あれば
- サラダ油:炒め用
- ブラックペッパー:お好みで
- 海苔:トッピング用
- マヨネーズ:大さじ3
- からし・醤油:納豆のパックに入っているもの
【作り方】
- 万能ネギは小口切り、ベーコンは1cm程度の幅に切っておく
- 大きめの鍋にたっぷり湯を沸かし、スパゲティを規定の時間茹でる
- フライパンにサラダ油を引き、ベーコンがカリカリになるまで炒めて、いったん出してキッチンペーパーで油を取る
- 油を切ったツナと納豆、マヨネーズ、からし・醤油、万能ネギを混ぜ合わせる
- スパゲティが茹で上がったら、ステップ4と混ぜ合わせる
- ブラックペッパーをお好みでふりかけ、ベーコンと海苔をトッピングしたら完成
参考:クックパッド
まとめ:賞味期限切れの納豆は状態を見極めて食べられるか判断しよう
賞味期限が切れた納豆は、発酵が進み続け風味が劣化しますが、すぐに食べられなくなるわけではありません。
時間が経つにつれて豆の表面の状態や色、柔らかさが変化するため、注意深く状態を見極める必要があります。
とはいえ、賞味期限が近づくにつれて風味や状態が変化してくるため、美味しく食べ切るなら期限内に消費しましょう。
くらだしマガジンは、「みんなと一緒に、明日をつくる」をコンセプトに誕生したWEBメディアです。
「何かを変えたいけれど、何から挑戦すればいいか分からない」
「未来を変えるなんて、ひとりの力では難しいと思う」
だからこそ、くらだしマガジンを通じて「みんな」と一緒に明日をつくってほしい。コンセプトにはそんな願いを込めています。
読む人みんなが知って、選んで、試せて、語れるWEBマガジンを目指して、クラダシならではの目線で、明日をつくるための日々の暮らしの情報をお届けします。