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「解約金なしで使えるウォーターサーバーって本当にあるの？」
「興味はあるけど、すぐに解約するかもしれないし導入するか迷う……」
「契約期間に縛りがないサーバーなら気軽に試せるのにな……」
ウォーターサーバーの導入を検討する際、大きなハードルとなるのが「解約金」の存在ではないでしょうか。
一般的なウォーターサーバーには最低利用期間が設けられており、その期間内に解約すると、数千円から数万円の解約金が発生します。
そのため、「もしかしたら使わなくなるかもしれない」「ライフスタイルが変わるかもしれない」といった理由で、導入に踏み切れない方も少なくありません。
そこで本記事では、契約期間に縛りがなく、解約金が一切かからないウォーターサーバー7機種を紹介します。
各機種の月額料金や特徴も詳しく解説しますので、「気軽に試せるウォーターサーバーを探したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
解約金なしのウォーターサーバーは7機種ある
2025年6月時点、解約金なしで利用できるウォーターサーバーは以下の7機種です。
- ウォータースタンド ピュアライフ
- ウォータースタンド アイコン
- ウォータースタンド ガーディアン
- クリクラ Fit
- ドリームサーバー
- ふじざくら命水
- 富士おいしい水
それぞれの特徴や料金を詳しくチェックしていきましょう。
ウォータースタンド ピュアライフ
| タイプ |
給水型 |
|
初期費用 |
無料 |
|
月額料金（税込） |
3,300円 |
|
電気代 |
約462円/月 |
ウォータースタンド ピュアライフは、スリムでコンパクトな給水型ウォーターサーバーです。
本体幅わずか260mmの省スペース設計で、キッチンやリビングの限られたスペースにもすっきりと設置できます。
また、水道水をタンクに補充するタイプのため、設置場所や水の消費量を気にせずに使えるのも大きな魅力です。
さらに、”1日あたり最大14Lの浄水が可能”な高性能フィルターを2本搭載しているため、子供がいる家庭でも十分な性能を備えるサーバーといえるでしょう。
ウォータースタンド ピュアライフの詳細をみる
ウォータースタンド アイコン
| タイプ |
水道直結型 |
|
初期費用 |
無料 |
|
月額料金（税込） |
4,400円 |
|
電気代 |
約518円/月 |
ウォータースタンド アイコンは、コンパクトさとフラットなデザインが魅力の水道水直結型ウォーターサーバーです。
本体サイズは幅180mm×奥行き340mmの省底面設計になっており、食器や調理器具などで置き場所が限られるキッチンでもすっきり収まります。
特に注目したいのが、温度設定や抽出量の選択肢が豊富な点です。
温度設定は3段階（温水・常温水・冷水）、抽出量は4段階（約120ml・約180ml・約300ml・3分連続抽出）から選べます。
コーヒー、スープ、赤ちゃんのミルク作りなど、さまざまな用途に応じて使い分けられるのが大きな魅力です。
ウォータースタンド アイコンの詳細をみる
ウォータースタンド ガーディアン
| タイプ |
水道直結型 |
|
初期費用 |
無料 |
|
月額料金（税込） |
4,400円 |
|
電気代 |
約150円/月 |
ウォータースタンド ガーディアンは、省スペースと省エネに特化した水道水直結型ウォーターサーバーです。
本製品には必要なときだけに電気を使う「瞬間冷温水システム」が備わっています。
冷水や温水を常に保温・保冷しておく従来型と異なり、使用時のみ加熱・冷却を行うため、電気代を大幅に節約できるのが魅力です。
機能やサイズ感は、同社が展開する「アイコン」と似通っているため、日常的な使用頻度や用途を考慮して、自分に合ったモデルを選択するとよいでしょう。
ウォータースタンド ガーディアンの詳細をみる
クリクラ Fit
| タイプ |
宅配型 |
|
初期費用（税込） |
通常モデル：2,200円
再加熱機能付きモデル：4,400円 |
|
月額料金（税込） |
サーバーレンタル料金：無料
あんしんサポートパック：460円 |
|
電気代 |
1か月の消費電力目安：40.4kwh |
クリクラ Fit（フィット）は、インテリアの邪魔をしないおしゃれなフォルムが魅力の宅配型ウォーターサーバーです。
無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインが特徴で、専用のボトルカバーを装着すれば、外から水ボトルが見えない仕様にできます。
生活感を抑えられるため、リビングやダイニングなど人目につきやすい場所にも自然に溶け込んでくれるでしょう。
ただし、解約金なしで契約できるのは「ベーシックプランのみ」となります。プランによっては解約金が発生するため、契約時には十分注意してください。
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ドリームサーバー
| タイプ |
ペットボトル型 |
|
初期費用（税込） |
2,000円 |
|
月額料金（税込） |
1,485円 |
|
電気代 |
約800〜1,000円/月 |
ドリームサーバーは、市販の2Lペットボトルをそのままセットして使える卓上型ウォーターサーバーです。
一般的なウォーターサーバーに使われる12Lや7Lの重たいボトルを交換する必要がなく、力に自信のない方や高齢者でも手軽に扱えるのが特徴です。
また、宅配型サーバーにありがちな、定期配送による水の在庫管理や消費量の調整も必要ありません。
水の使用量が少ない家庭や、一人暮らしの方にとって、自分のペースで無理なく使えるのは大きな魅力です。
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ふじざくら命水
| タイプ |
宅配型 |
|
初期費用 |
無料 |
|
月額料金（税込） |
■基本プラン
・サーバーレンタル料金：733円
・11.5Lボトル購入料金：1,728円/箱
・9Lボトル購入料金：1,485円/箱
■3年割プラン：
・サーバーレンタル料金：733円
・11.5Lボトル購入料金：1,566円/箱
・9Lボトル購入料金：1,404円/箱
■子育てプラン
・サーバーレンタル料金：550円
・11.5Lボトル購入料金：1,566円/箱
・9Lボトル購入料金：1,458円/箱
|
|
電気代 |
通常運転：約1,200円/月
省エネ運転：約800円/月 |
ふじざくら命水は、富士山の天然水を楽しめる宅配型ウォーターサーバーです。
天然ミネラルをバランスよく含んだ硬度31mg/Lの軟水が届けられるため、水の味にこだわる方や、赤ちゃんのミルク作りをしたい方に最適です。
ただし、解約金なしで利用できるのは「解約金無料キャンペーン」から申し込んだ場合のみです。また、初回の3か月のみが対象のため、契約方法や期間には注意しましょう。
ふじざくら命水の詳細をみる
富士おいしい水
| タイプ |
宅配型 |
|
初期費用（税込） |
レンタルコース：無料
買取りコース：33,800円 |
|
月額料金（税込） |
■レンタルコース
・サーバーメンテナンス料金：605円
・12Lボトル購入単価：1,388円〜※
■買取コース
・12Lボトル購入単価：1,388円〜※
※地域ごとに価格が異なります
※配送は2本セットになります
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電気代 |
通常モード：約850円/月
エコモード：約400円/月 |
富士おいしい水は、富士山系の地下水をボトリングした天然水を楽しめる宅配型ウォーターサーバーです。
自然のミネラルを豊富に含んだ地下水を、採水工場でフィルター処理した後に出荷されるため、美味しい水をより安全に飲むことができます。
また、地域によって配送料が異なるものの、12Lボトル単価が1,388円〜と比較的リーズナブルに提供されているのも魅力のひとつです。
ただし、解約金こそ発生しませんが、サーバー返却時には返送料や清掃料として5,500円がかかるため注意しましょう（自分で指定工場に返送する場合は無料）。
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乗り換えで解約金がキャッシュバックされるウォーターサーバーもお得
現在、他社のウォーターサーバーを利用している方は、「乗り換えキャンペーン」を利用するのもおすすめです。
乗り換えキャンペーンとは、他社のウォーターサーバーから乗り換える際、解約金の一部または全額をキャッシュバックしてくれるキャンペーンのことです。
こうしたキャンペーンを利用すれば、解約金の負担を抑えながら、お得に他社のウォーターサーバーに乗り換えることができます。
以下は、2025年6月時点で乗り換えキャンペーンを実施しているウォーターサーバーとキャッシュバック金額の一覧です。
| ウォーターサーバー |
キャッシュバック金額 |
|
クリクラ |
最大30,000円 |
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Locca |
最大16,500円 |
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エブリィフレシャス |
最大16,500円 |
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しずくりあ |
最大16,500円 |
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プレミアムウォーター |
最大16,500円 |
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フレシャス |
最大16,500円 |
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feel free |
15,000円 |
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コスモウォーター |
5,000円 |
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アクアクララ |
Amazonギフトカード4,000円分 |
なお、乗り換え先によってキャンペーン内容や条件は異なります。乗り換える際は、事前に公式サイトで詳細を確認しておきましょう。
なぜウォーターサーバーに解約金が設定されているのか？
「そもそも、なぜウォーターサーバーには解約金が設定されているの？」と疑問に感じる方もいるかもしれません。
その理由には、主に以下の2つがあります。
- 初期費用を回収するため
- 安定したサービスを提供するため
それぞれ詳しく解説します。
初期費用を回収するため
まず挙げられる理由は、初期費用の回収です。
ウォーターサーバーの提供には、以下のようなさまざまな初期費用が発生します。
- 本体の製造コスト
- 配送や設置にかかるサービス料
- 定期的なメンテナンス費用
多くのメーカーでは、これらの初期費用を利用者に直接請求することはなく、月額料金で回収するビジネスモデルを採用しています。
そのため、契約期間内に解約されてしまうと、企業側は本来回収できるはずのコストを回収できず、赤字になるリスクが生じます。
こうしたリスクを回避するために、最低契約期間を設定し、解約金という形で一定のコストを補填しているのです。
なお、裏を返すと、解約金を設定していないサーバーは「月額料金が高めに設定されている」という傾向にあります。
したがって、長期利用を前提としている場合は、月々の負担を抑えるために”あえて解約金ありのプランを選ぶ”のも、ひとつの選択肢としておすすめです。
安定したサービスを提供するため
解約金が設定されているもうひとつの理由は、サービスの品質や体制を安定的に維持するためです。
ウォーターサーバーのサービス運営には、以下のような継続的なコストがかかります。
- 水の製造や品質管理コスト
- 物流や配送網の維持費
- サポート窓口の運営費用
もし解約が頻繁に発生し、収益が不安定になると、これらの継続コストをまかなうことが難しくなります。
その結果、サービスの質が低下したり、サポート人員の削減を余儀なくされたり、最悪の場合は事業の継続が困難になるおそれがあります。
こうした事態を避けるためには、ある程度の契約期間が見込める安定した顧客数が欠かせません。
つまり、解約金の設定は、企業が私たち利用者に安心して使えるサービスを継続提供するために必要な仕組みといえるのです。
ウォーターサーバーの解約金・違約金が発生する条件
ウォーターサーバーの解約に関するトラブルを避けるためには、解約金や違約金が発生する条件を正しく理解しておくことが大切です。
なお、「解約金」と「違約金」は似た意味で使われがちですが、厳密には異なるシーンで用いられる言葉です。
ここでは、それぞれが発生するタイミングを具体的に解説します。
- 最低利用期間内に解約する場合（違約金）
- 契約の更新月以外で解約する場合（解約金）
最低利用期間内に解約する場合（違約金）
まず注意すべきなのは、最低利用期間内（最低契約期間内）に解約をする場合です。
多くのウォーターサーバーには、初期費用の回収や安定したサービス提供を目的に、1〜5年程度の最低利用期間が設定されています。
この期間内に解約すると、「違約金」として数千円〜数万円の費用が発生するため、契約前にしっかり確認しておきましょう。
たとえば、引っ越しやライフスタイルの変化が予想される方は、解約金が発生しないサーバーや最低利用期間が1年以下の機種を選ぶと安心して利用できます。
契約の更新月以外で解約する場合（解約金）
最低契約期間を過ぎていても、契約の更新月以外で解約すると、数千円〜1万円程度の「解約金」が発生することがあります。
ウォーターサーバーに”契約更新”の概念はほとんどありませんが、メーカーによっては、契約が満了した後に「自動更新」する仕組みになっている場合があります。
解約金は、契約解除に伴う事務手数料や、当初見込んでいた契約期間分の収益を補填する目的で設定されているのが一般的です。
思わぬ出費を発生させないためにも、解約を検討する際には「自動更新の有無」や「契約更新月」について契約書や公式サイトで確認しておきましょう。
ウォーターサーバーを途中解約する理由とは？
「そもそも、なぜウォーターサーバーを解約する人がいるの？」と気になる方も多いかもしれません。
ここでは、ウォーターサーバーを途中解約する主な理由3つを詳しく解説します。
- 電気代を考えずに契約してしまった
- 水の注文ノルマが多くて消費しきれなくなった
- ボトルの交換が煩わしく感じてしまった
電気代を考えずに契約してしまった
まず挙げられる解約理由が、「電気代」を見落としていたケースです。
ウォーターサーバーは24時間いつでも冷水・温水を使える便利なアイテムですが、保温や保冷で常に稼働しているため、どうしても電気代がかかってしまいます。
契約時はサーバーのレンタル料や水の購入料金にばかり目が行きがちで、「まさかこんなに電気代がかかるとは……」と後悔する声も少なくありません。
特に、省エネモードが搭載されていない古い機種を選んでしまうと、月々の電気代が1,000円を超えることがあります（省エネモードでは500円以下に抑えられることが多い）。
したがって、契約を検討する際は、サーバーの消費電力や省エネモードの有無をしっかり確認し、月々にかかる電気代の目安を把握しておくことが大切です。
水の注文ノルマが多くて消費しきれなくなった
宅配型サーバーを利用している場合は、「水の注文ノルマ」に注意が必要です。
最近は注文ノルマを設定していないメーカーも増えてきていますが、中には「毎月12Lボトルを2本以上」などと最低本数を設定しているメーカーもあります。
契約時には「これくらいは飲むだろう」と見積もっていても、実際に使い始めると、以下のような理由で水が溜まってしまうことも少なくありません。
- 仕事が忙しくなって自宅にいない時間が増えた
- 同居人が減って、以前よりも水の消費量が減った
- 夏場はたくさん飲んでいたが、冬場はあまり飲まなくなった
こうした理由で消費しきれない水が溜まってしまうと、「保管場所に困る……」「消費期限が過ぎてしまった……」という事態になり、解約を検討するようになるわけです。
メーカーによっては配送スキップができる場合もありますが、「2か月連続スキップで手数料発生」のような条件が設けられていることが多いため要注意です。
したがって、宅配型サーバーを契約する際は、「注文ノルマの有無」や「配送スキップシステムの詳細」を事前に確認しておきましょう。
もしくは、7L程度の小容量タイプのサーバーや、水道水を利用する給水型や直結型も選択肢に入れてみてください。
ボトルの交換が煩わしく感じてしまった
ウォーターサーバーを解約する理由として、「ボトル交換が煩わしい」と感じるようになるケースも少なくありません。
ウォーターサーバーのボトルは、1本あたり12L（重さ約12kg）が一般的です。
この重いボトルをサーバー上部に持ち上げてセットするのは、想像以上に大変な作業となります。特に女性や高齢者にとっては重労働でしょう。
契約当初は問題ないと感じていても、利用を続けるうちに「面倒だな……」と感じるようになり、解約を検討する方もいます。
ただ最近では、ボトルのセットが簡単な下置き型サーバーも増えてきています。もしボトル交換に不安を感じている方は、こうした使いやすいタイプを選ぶとよいでしょう。
ウォーターサーバーの解約金トラブルを防ぐためのポイント
ウォーターサーバーの解約金に関するトラブルを防ぐためには、以下3つのポイントをしっかり把握しておくことが重要です。
- 事前に最低利用期間を確認する
- クーリングオフ制度を活用する
- 配送休止時の料金について確認する
それぞれ詳しく解説します。
事前に最低利用期間を確認する
ウォーターサーバーの契約を検討する際は、まず最低利用期間について確認しましょう。
多くのメーカーでは、最低利用期間が設けられており、その期間内に解約すると違約金が発生します。
たとえば、最低契約期間が3年に設定されている場合、3年以内に解約すると”違約金”を請求されてしまうため要注意です。
違約金の額は、メーカーや解約するタイミングによって異なりますが、一般的には5,000円〜3万円程度が発生してしまいます。
そのため、もし引っ越しやライフスタイルの変化で解約する予定がある方は、本記事で紹介した「解約金なしのウォーターサーバー」の利用をおすすめします。
クーリングオフ制度を活用する
ウォーターサーバーの利用者の中には、「よく検討せずに勢いで契約してしまった……」という方も少なくありません。
たとえば、営業マンの巧みなセールストークに乗せられたり、イベントの「今ならサーバー本体が無料」といった魅力的な言葉につられてしまったりして、冷静な判断ができずに契約してしまうケースです。
その場ではお得に感じても、後になって月々のランニングコストや注文ノルマ、設置場所など、さまざまな面で後悔することがあります。
もし、そのような状況で契約してしまった場合は「クーリングオフ」を活用することで、解約金や違約金が一切発生することなく契約解除できる可能性があります。
クーリングオフとは、契約を締結してしまった後でも、一定期間であれば無条件で契約を解除できるという制度です。訪問販売や電話勧誘など、不意打ち的な勧誘から消費者を保護する目的で制定されています。
ウォーターサーバーの契約を勧誘によって締結してしまった場合は、このクーリングオフ制度を利用できます。
クーリングオフは「契約を受け取った日から8日以内」に「書面」で申請することが条件です。心当たりがある場合は、早めに契約書を確認しましょう。
なお、詳しい手続き方法は国民センターのホームページに記載がありますので、参考にしてみてください。
参考：国民生活センター「クーリング・オフ」
配送休止時の料金について確認する
ウォーターサーバーの契約では、「配送休止時の料金」も見落としがちなポイントです。
水の注文ノルマがある宅配型サーバーの中には、利用者の状況に合わせて「配送スキップ」や「配送休止」ができる場合があります。
これは、水が余ってしまったり、長期不在になったりする際に便利なシステムですが、その利用条件には注意が必要です。
メーカーによっては、以下のような条件を設けていることがあります。
- 〇か月連続休止で手数料発生
- 〇か月以内に〇本以上の注文がない場合はサーバー代が発生
- スキップできるのは1年間に〇回まで
これらの条件を確認しておかないと「水を消費しきれないから休止したのに、結局は手数料で損している……」といった事態になりかねません。
特に「使わなくなったら配送休止すれば解約金を払わずに済む」と考えていると、後から料金を請求されるといったトラブルが発生する可能性があります。
ウォーターサーバーを無理なく利用し続けるためにも、配送休止やスキップに関する条件をしっかり確認し、自分のスタイルに合っているかを見極めるようにしましょう。
解約金なしのウォーターサーバーまとめ
ウォーターサーバーの契約には、初期費用の回収や安定したサービス提供のため「最低利用期間」や「解約金・違約金」が設定されているのが一般的です。
しかし、メーカーの中には、契約期間の縛りなし・解約金なしでサービスを提供しているところもあります。「まずは試してみたい」という方は、こうした自由な契約プランを検討してみるのがおすすめです。
特にウォーターサーバーは、実際に導入してみないと、電気代や水の消費量、ボトル交換や設置場所などが自分のライフスタイルに合うかどうか判断しにくいものです。
解約金なしのプランなら、万が一合わなかった場合でも気軽に解約できるため、導入のハードルが大きく下がるでしょう。
