実は、日本で発生しているフードロスの半分が家庭で生じているって知っていますか? Kuradashiでは、食品の保存や管理の豆知識、お買い物や料理に関する小ネタなど、家庭でのフードロスを削減する「生活の知恵」を「フードコツ」と呼んでいます。
家庭でのフードロスを削減するには、「フードコツ」の実践が必要不可欠!だけど普段の食生活の中で行動に移すのは難しいですよね…。そこで、「#フードコツやってみた」 シリーズでは、Kuradashiスタッフが実際にフードコツを実践して見つけた“フードコツのコツ”をご紹介していきます!
自己紹介
はじめまして、まいやんです!栄養学科を卒業し、現在は社会人として、健康的な食生活を楽しんでいます。日々の食事作りでは、少しだけ余ってしまうお米や野菜、どうしていますか?そのまま白ごはんとして食べたり、野菜炒めにしたりするだけでは、なんだかもったいない気がしますよね。
そこで今回は、ちょっと余ったごはんやにんじんを炊飯器とホームベーカリーを使って甘酒とにんじんパンに大変身させることで、フードコツ「あまったときの献立表も。」を実践していきます。食材が余ったときの献立レシピのバリエーションを増やして、フードロスを削減しちゃいましょう! 甘酒は砂糖不使用で、お米本来の甘みを活かすことで添加物を抑えることができます。一方、にんじんパンはにんじんの水分を活用することで、たっぷりの野菜を手軽に摂れるのがポイントです。

やってみた①炊飯器で甘酒づくり
「甘酒 人気 レシピ」でレシピを検索!人気レシピは簡単&材料少ない&おいしいことが多いと思ってます!
甘酒は炊いたごはんに米麹を加えて時間を置くだけでできちゃうんです。

お米を炊いたら、水を加えて冷まします。温度計で測って60℃をキープ。 というのも、麹は60℃以上で死滅してしまうのです。ここさえしっかり気をつければ、あとは炊飯器任せでおいしい甘酒ができるはず!

米麹を加えてしっかり混ぜ合わせます。

8時間炊飯器にお任せでたまにかき混ぜるだけ!らくらく甘酒ができちゃいました! 砂糖不使用なのに、優しい甘味があってとてもおいしいです。

また、甘酒は米麹に含まれるコウジカビ由来の酵素によってデンプンを糖化することで甘味を得ているので、時間をおけばおくほど糖化がすすんで甘~くなります。置く時間によって自分の好みの甘さに調整できるのが嬉しいですね!
作り置き可能なのもありがたいポイントです。こんな風に瓶に詰めて冷蔵庫のチルド室で保存しました。

やってみた②ホームベーカリーでにんじんパンづくり
こちらも甘酒同様に「にんじんパン 人気 レシピ」で検索してみました。
まず、にんじんを蒸します。

にんじんを小さく切って、バター・小麦粉などすべての材料をホームベーカリーへ入れます。

成形して焼いたらできあがり!簡単3ステップで完成しちゃいました。

子供でも食べやすいので、1歳半の甥っ子へおすそわけ。喜んで食べてくれました! 食パン型で焼いたり、好きな形に成形したり、アレンジも楽しいです。
今回の“フードコツのコツ”!
今回見つけた“フードコツのコツ”はこちら!
- 「お米は主食として食べる」、「野菜は副菜として食べる」を覆すのもあり!(「お米を飲み物へ」、「野菜を主食へ」)
- 炊飯器やホームベーカリーなどの機械を駆使して手間削減!手間がかかりそうな甘酒やにんじんパンも実は家で簡単につくれちゃいます。
今回、フードコツを実践してみて、「これ、買うより自分で作ったほうが簡単で美味しい!」という新たな発見がありました!やっぱり手作りだと一層おいしさを感じますね。 甘酒は発酵食品で体に優しく、にんじんパンはたっぷりの野菜を使っているので、どちらも健康的でおすすめです。楽しく作って、おいしく食べられるって最高です。
ぜひ、みなさんもフードコツ「あまったときの献立表も。」をやってみてくださいね!