Kuradashi レポート

【クラチャレレポート】第52回愛媛県八幡浜市 2025年3月11日〜3月17日

2025.05.20

クラダシチャレンジとは

社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ（通称）」「クラチャレ）」は、人口減少・少子高齢化により人の手不足に悩む地域・農家さんのもとへ、地方創生やフードロス問題に興味がある学生やクラダシスタッフを派遣するプログラム。

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概要

第52回社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」in 愛媛県八幡浜市
開催期間：2025年3月11日〜3月17日
参加人数：学生3名

開催の背景

2022年12月8日に株式会社クラダシは、愛媛県八幡浜市と愛媛銀行の3者で、食品ロス削減と特産品のPRに向けた連携協定を締結しました。

【活動内容】作業の詳細

小林果園さんのもとで、だいの木の植木作業と柑橘の箱詰め作業を体験しました。植木作業は重労働で大変でしたが、今までは放っておかれていた花から精油を作る可能性を考えるための作業で、未来のための新しい取り組みに大きなやりがいを感じることができました。箱詰め作業は全て手作業で取り組みました。とを考えられる貴重な機会になりました。また、ジュース加工工場を見学させていただきました。すりつぶした柑橘を冷凍保存しておいて、柑橘の収穫ができない時期でも、注文があった時にわかり、製造・販売できることがわかりました。また、柑橘類の精油を使ったルームスプレー作成体験を通して、柑橘の花も無駄に利用することでとれる精油の活用方法を学ぶことができました。

【活動内容】意見交換会

八幡浜市長である大城市長に表敬訪問しました。私達の言葉を聞きながら聞き、今後に向けて聞いて温かいお言葉もいただきました。その後は愛媛銀行さんの講座を受けました。

また、宿泊先であるコダテルの会員さんと交流しました。私達が八幡浜市を訪れて感じたことを伝えながら会員の皆さんからは八幡浜市に住んでいて感じる魅力やみかんを栽培している中で起きているフードロスについて教えていただきました。

【活動内容】積極提案の詳細

愛媛県八幡浜市を１週間訪問、感じた課題としてみかんを加工したものはあったが、生のみかんを食べる機会が少ないと感じました。また、中高生の遊び場が少ないという２点の課題が上がりました。やすのために月1のイベントの開催を行い、売れる残りや規格外品のものを販売提案する施設を行いました。中高生の遊び場が少ないという課題に対しては、中高生が楽しめる娯楽を提案しました。

参加者の声

　クラダシチャレンジに参加したことで自分達ができる考え、実際の行動に移す大切さを学びました。小林果園さんではみかんの花が利用されずに捨てられているという現状に対して使用事例がある北アフリカ諸国へ視察に行き、研究しなが高野地フルーツ倶楽部さんでは糖度や形で基準に満たしていなかった柑橘類が捨てられてしまうという現状に対してマーマレードにすることで廃棄を減らし、新たな事業につなげていました。たちなりの方法で新たな価値をもう少し挑戦している姿が非常に印象に残っています。自分たちの仕事に責任を持って取り組んでいるからこそ、できることだと感じました。ドロスや人の手不足について「私にはできるだろう」と考えました。フードロスや人の手不足は簡単に解決できる問題ではありません。　

【大学2年肥後慧那】　　

　今日、八幡浜市での7日間学ぶ、当たり前を疑い、今ある現状に満足しない姿勢についてできました。小林果園さんは、柑橘のジュースへの加工、冷凍みかんの製造など、確立された製品があることにも警戒せず、新たに柑橘の花の精油を抽出することで広がる可能性について立ち向かいました。この経験を通して、現状をより良くするためには挑戦が必要なこと、目には見えない、確実に存在する消費者のことを考えた製品づくりを学ぶことができました。

【大学2年加藤愛惟】