東急線沿線を中心に、駅利用者や地域にお住まいの方々のさまざまなライフスタイルに合わせた商業施設を運営する東急モールズデベロップメント(以下「TMD」)。
同社は、ショッピングセンター事業を通して、まちの価値向上の一翼を担い、地域の暮らしを豊かにし、地域の未来を創造することを目指しています。そんな同社が、「サステナブルな社会の実現」のために行っていることを3つのテーマに沿ってご紹介します。
・子どもの笑顔をつくる
・循環型社会の実現
・脱炭素社会の推進
子どもの笑顔をつくる
お買い物に、お食事に、TMDのショッピングセンターを訪れるご家族、子どもたちが笑顔で過ごせ、楽しい思い出を分かちあえる。そんな取り組みを行っています。
こそだてプラス
子育て世代に向けた情報を集約したウェブページ。キッズスペースやおむつ交換台などの設備案内や、お子さまと一緒に食事ができるレストランや親子で参加できるイベント情報などを掲載しています。
乳幼児がいらっしゃるご家族の外出のきっかけや、地域に暮らす子どもたちを含めたご家族が安心して施設を利用していただけることを目指しています。
https://www.tamaplaza-terrace.com/family/
子ども防災訓練
小学生とその保護者を対象に、地震・火災の発生を想定した商業施設内での避難・防災訓練や、起震車・煙ハウスの体験、消防署隊員や区役所担当者による防災ワークショップなどを実施しています。商業施設で働くスタッフだけでなく、地域の皆さまの防災意識向上のきっかけを創出しています。
キッズスタッフイベント
ショッピングセンターを運営するうえで欠かせない施設警備や館内物流、店舗スタッフをはじめ、東急電鉄の7つの駅や図書館、郵便局などでの仕事を体験できます。2015年に武蔵小杉東急スクエアにて初めて開催してから徐々に施設数を増やし、2024年は全12施設で開催し、228枠の体験に小学校1年生から6年生まで約770名が参加しました。
循環型社会の実現
私たちの考え方や行動が「それ」を「ごみ」にしている。リユースやリサイクルするための方策を学び、実践する機会を提供する。そんな取り組みを行っています。
遺失物(落とし物)の再利用促進
ショッピングセンターで発生した、持ち主が見つからず警察から戻ってきた遺失物は本来廃棄となります。武蔵小杉東急スクエアでは、それを民間企業に買い取っていただくことで新たな持ち主へと譲渡する取り組みを行っており、2025年2月には、回収された161.3kgの遺失物のうち、76.5%にあたる123.4kgが資源化されました。
今後、他施設での実施も予定しています。
災害時備蓄食料品や余剰ノベルティの寄付
抽選会イベントの景品や、賞味期限が近くなった災害備蓄食品などを、民間企業を通して福祉団体や子ども食堂などへお届けしています。
脱炭素社会の推進
ひとつひとつは小さなことであっても、より多く、より広くたくさんの人たちの思いを積み上げていくことできっと目標に近づくことができるはず。そんな取り組みを行っています。
FRY to FLY プロジェクト
飲食店舗などで発生する廃食用油を収集・再利用することで、CO₂排出量の少ない持続可能な航空燃料(SAF)を精製するプロジェクトに参画しています。ショッピングセンターのCO₂排出量の削減、廃棄物量削減による環境負荷低減に向け、2025年度からは同社が運営する7施設が参画し、廃食用油の回収量は最大規模の年間約84,000リットルを予定。年間84tから200tCO2削減が可能です。
実質再生可能エネルギー100%への切り替え
2024年10月より、TMDの商業施設6施設(たまプラーザ テラス、青葉台東急スクエア、武蔵小杉東急スクエアの一部、五反田東急スクエア、東急スクエア ガーデンサイト、あざみ野 三規庭)において、新たに利用する電力は非化石証書の制度を利用し、実質再生可能エネルギー100%を達成しています。
その結果、一般家庭の年間CO2排出量に換算すると約7,300世帯(※1)分にあたる、約20,018.09トン(※2)削減できる見込みです。
※1:環境省「令和3年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査 結果の概要(確報値)」より算出
※2:CO2排出量は、2023年度実績に基づき、環境省が2023年12月22日に発表している令和4年電気事業者別排出係数の代替値(0.000438t-CO2/kWh)を使用して算定した見込み
境月間のイベント
6月の環境月間には、たまプラーザ テラスにて「環境月間イベント 身近なモノ・コトから資源循環を感じてみよう!~エコで生活を豊かに~」を開催しました。
2024年秋にリニューアルした東急電鉄の旧制服を活用したアートパネル作りのワークショップや、使い終わったユニリーバ製品の空き容器を回収して作られたうちわに絵を描くワークショップ、東急グループやたまプラーザ テラスのサステナブルな取り組みについて楽しく学べるクイズラリーなど楽しみながら環境について学べる企画が盛りだくさんでした。子どもから大人まで、多くの方々にご参加いただけました。

TMDが運営するショッピングセンター
東急線沿線をはじめ、それぞれのまちの個性に寄り添いながら、さまざまな形態のショッピングセンターを運営しています。
▽常駐型
二子玉川ライズ・ショッピングセンター、たまプラーザ テラス、グランベリーパーク、港北 TOKYU S.C.、青葉台東急スクエア、武蔵小杉東急スクエア、みなとみらい東急スクエア、五反田東急スクエア
▽巡回型
中央林間東急スクエア、東急スクエアガーデンサイト、あざみ野 三規庭、VeLeV、こすぎコアパークA棟・B棟、エトモ、cocoti(ココチ)、トレインチ自由が丘、西小山駅ビル・西小山第2駅ビル、武蔵小杉駅南口高架下、新綱島スクエア、Pit Terrace、代々木公園 BE STAGE
たまプラーザ テラスには、「Kuradashi」の店舗もあります。さまざまな商品のロス削減を目指し、まだ食べられたり使用できたりするにもかかわらず捨てられてしまう可能性のある商品などをお得な価格で販売し、売り上げの一部を社会貢献活動団体へ寄付しています。
お近くの方はぜひお立ち寄りください。

営業時間:10:00~20:00
店舗場所:「たまプラーザ テラス」GATE PLAZA 1F
アクセス:東急田園都市線たまプラーザ駅直結
住所:〒225-8535 神奈川県横浜市青葉区美しが丘 1-1-2
URL:www.tamaplaza-terrace.com

