バナナの皮の意外な再利用方法7選!ゴミとして捨てる前に考えたい使い道

バナナの皮の意外な再利用方法7選!ゴミとして捨てる前に考えたい使い道

バナナを食べた後に残った皮。バナナを食べる人のほとんどは、そのまま廃棄してしまうのではないでしょうか。

実は、バナナの皮にも日常生活の中でさまざまな使い道があります。知っていれば、バナナの皮を二次利用できて、思わぬ無駄をなくし、費用も削減できるかもしれません。

SDGsの取り組みにもつながり、社会貢献にもなるでしょう。

そこでこの記事では、バナナの皮を上手に再利用する7つの方法を紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

バナナの皮の意外な再利用方法7選

それでは、バナナの皮を再利用する方法を7つ見ていきましょう。

  1. 肥料として使う
  2. 水にバナナの皮を入れて液肥として使う
  3. 固いお肉と一緒に焼く
  4. 革製品や銀製品を磨く
  5. かゆみの応急処置に使う
  6. 手についたインク落としに使う
  7. 料理に使う・食べる

バナナの皮の再利用方法1.肥料として使う

バナナの皮は、ガーデニングや家庭菜園で使える天然の肥料として活用できます。

バナナの皮には、野菜や植物の成長を助けるカリウムやリン、カルシウムが豊富。「細かく刻んで土に撒く」「カット後に乾燥させて混ぜる」だけで、栄養たっぷりの肥料としての役割を担えます。

土壌改良に有効な栄養が豊富に含まれているため、コンポストとしておすすめです。

バナナの皮の再利用方法2.水にバナナの皮を入れて液肥として使う

バナナの皮は、液体肥料としても使用できます。

バナナの皮を使った液肥の作り方はとても簡単。容器にバナナの皮と浸るほどの水を入れてふたをし、発酵させて希釈すれば完成です。

バナナの皮に含まれる栄養素が水に溶け出し、植物の成長をサポートする茶色い液肥になります。

また、発酵をスムーズに進めるために、バナナの皮を細かくカットしておくのがポイント。液肥を5〜10倍に希釈したら植物に与えましょう。

なお、液肥を与える頻度は1週間に1回程度です。

バナナの皮は、植物の三大栄養素の1つでもあるカリウムが多く含まれているため、ガーデニング好きの方はぜひ試してみてください。

バナナの皮の再利用方法3.固いお肉と一緒に焼く

バナナの皮には「フィシン」と呼ばれるたんぱく質分解酵素が含まれており、固いお肉を柔らかくしてくれる効果があります。よって、お肉と一緒に焼く使い方も有効です。

お肉と一緒に焼くときは、皮の内側を下にし、お肉と並べて焼くだけで簡単にできます。

これだけでもしっとり柔らかいお肉に仕上がりますが、焼く前にお肉の上にバナナの皮をのせて少し置いておくのもおすすめ。酵素がしっかりと行き渡り、より柔らかくなります。

この方法は、スーパーでお得に買えた牛肉や、パサつきが気になりやすい鶏むね肉などに有効です。簡単に試せるので、ぜひ取り入れてみてください。

バナナの皮の再利用方法4.革製品や銀製品を磨く

革製品や銀製品を磨くときにも、バナナの皮は役立ちます。

バナナの皮には、ポリフェノールの一種である「タンニン」が含まれており、この成分が靴やカバンなどの革製品や銀製品をピカピカにしてくれます。

磨くときは、バナナの皮の内側で革製品や銀製品を優しく擦ります。または、バナナの皮と水をブレンダーでペースト状にし、やわらかい布につけて磨くと簡単に磨けます。

磨いたら、乾いた布でしっかりとふき取れば完了です。

ツヤがなくなってしまった革製品や黒ずんでしまった銀製品も手軽に輝きを取り戻せるでしょう。

バナナの皮の再利用方法5.かゆみの応急処置に使う

また、かゆみの応急処置にも効果があるとされています。バナナの皮の内側には、抗菌や抗酸化の特性を持ち、アストリンゼンという抗炎症作用の成分も含まれています。

例えば、虫刺されや日焼け後のかゆみが出た際の応急処置として、使用してみてください。

また、保湿成分も含まれており、痒みの緩和に役立つそうです。

なお、あくまでも応急処置のため、症状がひどいなら病院で診察してもらいましょう。

ただし、直接肌に塗る場合はアレルギーに注意してください。

肌に触れるとアレルギー反応が出る場合もあります。もし試すならアレルギーがないことを把握した上で行ってください。

バナナの皮の再利用方法6.手についたインク落としに使う

油性ペンを使うと、うっかりインクが手についてしまうこともあるでしょう。そんなときでも、バナナの皮は役立ちます。

バナナの皮の内側を汚れた部分にこすりつけるだけで、皮に含まれる油分と酵素がインクを分解して落とすといわれています。

石鹸で洗ってもなかなか落ちないインク汚れも、この方法なら手軽にできるので試してみてください。

バナナの皮の再利用方法7.料理に使う・食べる

バナナの皮は、料理にも使える上に食べられます。

バナナは栄養価が高く、皮にもビタミンやミネラル、ポリフェノールに食物繊維など、栄養素がたっぷり含まれています。そのまま捨ててしまってはもったいないです。

例えば、皮を綺麗によく洗えばスムージーのようなジュースとして消費できます。

皮の存在感がなくなり、抵抗なく取り入れられますし、カリっと揚げてフライにすれば子供も喜ぶおやつになるでしょう。

皮も捨てずに活用し、バナナの栄養をまるごと摂取してみてください。

さまざまな効能があるバナナの皮には使い道も多様にある!

 

バナナの皮は、意外にもさまざまな使い道があります。

バナナの皮の再利用方法

  1. 肥料として使う
  2. 水にバナナの皮を入れて液肥として使う
  3. 固いお肉と一緒に焼く
  4. 革製品や銀製品を磨く
  5. かゆみの応急処置に使う
  6. 手についたインク落としに使う
  7. 料理に使う・食べる

バナナの皮はそのまま捨ててしまうと臭いが残り、後処理も面倒になります。この記事で紹介した方法を取り入れれば、日常生活でバナナの皮が重宝されるでしょう。

手軽に試せる方法ばかりですので、ぜひ日常生活の中でバナナの皮を再利用してみてください。

くらだしマガジンは、「みんなと一緒に、明日をつくる」をコンセプトに誕生したWEBメディアです。

「何かを変えたいけれど、何から挑戦すればいいか分からない」
「未来を変えるなんて、ひとりの力では難しいと思う」

だからこそ、くらだしマガジンを通じて「みんな」と一緒に明日をつくってほしい。コンセプトにはそんな願いを込めています。

読む人みんなが知って、選んで、試せて、語れるWEBマガジンを目指して、クラダシならではの目線で、明日をつくるための日々の暮らしの情報をお届けします。

▼くらだしマガジン
https://magazine.kuradashi.jp/

▼本記事のURL
https://kuradashi.jp/blogs/kuradashi-magazine/a010

くらだしマガジン編集部

くらだしマガジン編集部

くらだしマガジン編集部です。読む人みんなが知って、選んで、試せて、語れる。そして明日をつくるための日々の暮らしの情報をお届けします。

Related