【クラチャレレポート】第30回 北海道三笠市 2023年8月3日〜8月10日

【クラチャレレポート】第30回 北海道三笠市 2023年8月3日〜8月10日

クラダシチャレンジとは

社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ(通称 クラチャレ)」は、人口減少・少子高齢化により人手不足に悩む地域・農家さんのもとへ、地方創生やフードロス問題に興味がある学生やクラダシスタッフを派遣するプログラム。一次産品の収穫をはじめとした農業体験により、フードロス削減を目指します。参加者は、現地での農作業や現地の方との意見交換を通して、地域の現状や課題など座学では得られないたくさんの学びを得られます。


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開催地紹介

第30回 社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」in 北海道三笠市
開催期間:2023年8月3日〜8月10日
参加人数:学生4名

開催の背景

三笠市は約100年前からメロン栽培が行われている「メロン発祥の地」です。しかし、知名度の低さや規格外メロンの廃棄などが問題となっています。そこで、クラダシチャレンジを通して学生が作業を手伝い、商品をKuradashiで販売することで農家さんの新たな収入を生み出すほか、三笠メロンの魅力を全国に広め、三笠市の農業の発展に貢献します。

【活動内容】収穫などの詳細

 ~メロンの収穫・選果~

一つ一つ手作業で、サイズや見た目から仕分けて箱詰めを行いました。その後、消毒やお便りの同封等に取り組みました。作業の大半が繰り返しの作業だったため、やればやるほど効率が上がっていきました。

メロン収穫

~圃場の整備~

を使って、ハウスの中の除草作業を行いました。手を使って抜くよりも格段に早く作業をすることができ、驚きました!高齢者の方でも、腰に負担が掛からなさそうですね。

【活動内容】意見交換会の詳細

~役場の方との意見交換~

三笠市では、CO2を用いた「家具」や「発電」の開発をしていると伺いました。環境にも優しく、この街ならではの豊富にある資源を有効活用しようとする挑戦心に心を打たれました。このCO2を再利用する技術が確立されれば、新たな脱炭素の動きにつながるのではないかと考えました。

意見交換

活動内容】施策提案の詳細

三笠市での活動を通して、観光客の少なさや規格外になってしまったメロンの大量廃棄などが地域課題として挙げられると考えました。そこで、私たちは、上記の課題解決に向けてメロンパークの創設を施策として提案します。

具体的には、規格外のメロンをジュースやドライフルーツに加工する工程を見ることのできる工場見学ツアー、採りたてのメロンが食べられる収穫体験を提供します。これにより、観光客の増加が見込まれるほか、規格外メロンを活用することで、三笠市のメロン農家が抱えるフードロスの問題にも貢献できると考えます。また、パーク内に、メロンを含む三笠市の特産品を集めたショップを併設することで、市内外の人に三笠市の魅力を再発見してもらえると期待しています。

参加者の声

今回クラダシチャレンジに参加させていただき、知識面・精神面ともに得るものが大きかったです。知識面では、農作業の体験を通して、作業を行ううえで経験や慣れが想像よりも重要な役割を果たしていることを知りました。現在、農家にあこがれる若者や未経験者を積極的に受け入れる取り組みがなされていますが、採算が合わず農家を辞めてしまう人が多いという厳しい現状は衝撃的でした。また、想像していたよりもずっと廃棄の量は多いことを目の当たりにし、Kuradashiによってそれらが有用に消費者の手に渡っていることに意義を感じました。精神面では、自身がまだまだ子どもであることを痛感しました。不測の事態に取り乱したり、場にそぐわない対応をとってしまったりと、反省点は枚挙にいとまがありません。しかし、そのような未熟な私に対しても一人の大人として向き合ってくださった農家の方々や市役所の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。大変貴重な体験をさせていただいた一週間でした。素敵なインターンシップの参加者となれて光栄でした。ありがとうございました。【大学2年 沢田さん】

参加者の声

活動レポート詳細

 この記事でご紹介したクラチャレをもっと詳しく知りたい方はこちら

より詳細な活動レポートをご覧いただけます。

クラチャレ&クラチャレふるさとだより

 

Kuradashiでは、クラチャレをきっかけとする商品「クラチャレふるさとだより」を販売しています。日本全国の地域経済の活性化や特産品の魅力発信を実現したい。「クラチャレふるさとだより」は、そんな思いで生まれた商品です。

商品の収穫・梱包をおこなうのは、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の参加学生たち。 地方創生を志し、強い思いでクラダシチャレンジに参加するメンバーです。

「クラチャレふるさとだより」の購入によるクラダシ基金への支援が、また次のクラダシチャレンジにつながります。


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くらだしマガジン編集部

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