「私たちのバレンタインは2月15日から始まります。」をメッセージに掲げ、クラダシが2021年から取り組むバレンタイン企画。
昨年に引き続き、2025年も一般社団法人八重洲二丁目北地区エリアマネジメントの特別協賛のもとで東京ミッドタウン八重洲にて開催しました。
カカオ高騰など、バレンタイン市場に大きな変化がありましたが、今年も多くのお客さまに足を運んでいただきました。2/15から2/25まで、延べ10,443点のチョコレートやお菓子が販売されました。
取り組みの背景について、東京ミッドタウンマネジメント株式会社の弘瀬愛加さんにお話を伺いました。
東京ミッドタウンマネジメント株式会社
八重洲マネジメント室長 兼 オペレーションセンター センター長 弘瀬愛加
2005年三井不動産株式会社に入社。賃貸マンションの開発からキャリアをスタートし、
柏の葉スマートシティの街づくり、物流倉庫運営などに携わり、2024年より現職。
▼話を聞いた人
株式会社クラダシ
執行役員 ブランドソリューションカンパニーCEO 徳山耕平
ベンチャー、スタートアップを経て、2020年に株式会社クラダシに入社。
CHRO 人事広報部長として、人事業務を中心に広報PR等も管轄。
2024年より現職。本企画の責任者。
東京ミッドタウン八重洲とは
Q.まず東京ミッドタウン八重洲とは、どんな施設ですか?
東京ミッドタウン八重洲は2023年に開業して、3月10日に2周年を迎えました。
「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド ~日本の夢が集う街。世界の夢に育つ街~」をコンセプトに掲げ、地域のインフラになる存在でありたいと考えています。
八重洲エリアは、東京駅の玄関口という立地特性から、日本を代表する街に発展するポテンシャルをもっています。
東京ミッドタウン八重洲を通して、世界中・日本中から人や情報、モノ・コトが集まり、交わり、新しい価値を生み出し、世界に向けて発信していくまちづくりに貢献していきたいと考えています。
「Valentine Shop 0215」を開催する意味と期待
Q.なぜ今年も開催することになったのでしょうか?
2024年に東京ミッドタウン八重洲では初めて開催し、来館されるお客さまから非常に好評だったことは、2回目の開催にいたった大きな理由のひとつです。
私自身は、前回の取り組み実施後に東京ミッドタウン八重洲に着任しましたが、企画内容を聞いて、素直にとても素敵だなと思いました。ただ学ぶ・知るというだけではなく、実際に買って食べて、それがフードロス削減につながる体験をする。「ハレの日」の裏側に光を当てていくという考え方にも共感しました。
ここでのイベントが、メッセージとして多くの方に伝わり、1度きりにならずにその先の日常的な行動にもつながっていくことを期待しています。
Q.昨年との違いはどんなところでしたか?
お客さまの反応ですね。
「去年もきました」「今年も楽しみにしていました」というお声をたくさんいただきました。年に1度の企画にもかかわらず、「場所」に根差していることが伝わり、嬉しく思っています。
お客さまの声で変わらない部分としては、行きかう方々の会話の中で「2月15日から始まるバレンタインか、たしかに問題がありそう」といったお声があがっていることです。企画の意図が伝わっていることを実感しています。
商品としては、カカオの高騰の影響もあってか、チョコレート商品が店頭に並ぶのが去年よりも少し遅くなり、結果的にチョコレート以外の商品も多く店頭に並びました。ある意味では世相を表していたのかもしれません。
今後にむけて
Q.東京ミッドタウン八重洲で、なにか仕掛けていきたいことはありますか?
オフィスで働く方、お食事・お買い物で遊びに来られる方、バスターミナルを使われる方など、本当に多種多様なお客さまが集まるのが東京ミッドタウン八重洲の特徴です。
ターゲットを絞りにくい難しさはありますが、さまざまな新しいことにトライできる場でもあるとも思っています。
たとえば、去年のGWは、子ども向けのワークショップを企画したところ、たくさんのご家族連れが来館されたり、夏の音楽フェスイベントでは野外で音楽とフードを楽しむ多くの方が来館し、今まで八重洲に見られない層のお客様がそのイベント目的にいらっしゃっており、東京ミッドタウン八重洲のポテンシャルに手ごたえを感じています。
これまで取り組んできたよい企画は進化させながら、どんどん新しいチャレンジも仕掛けていきたいと思っています。
Q.今年のGW企画はどのような内容を予定しているのですか?
昨年に引き続き、「YAESU BIG HOLIDAY ~親子で楽しむ11日間~」を開催します。
昨年大好評だった、約25メートルの迫力満点な巨大こいのぼりの口の中から入り、子どもの成長を願う「こいのぼりくぐり」のほか、子どもたち向けのワークショップも充実させていきます。
その中のひとつとして、クラダシさんにもご協力いただき、未利用野菜を使った「おやさいクレヨンづくり」のワークショップも5月4日(日)に実施予定です。
■概要
おやさいクレヨンづくりワークショップ
日時:2025年5月4日(日)①15:00- ②16:00-
参加人数:1回12組(24名)
参加方法:事前予約制
参加費用:無料
所要時間:40分程度/回
主な対象:4歳~小学校低学年(保護者1名同伴)
主催:一般社団法人八重洲二丁目北地区エリアマネジメント
協力:株式会社クラダシ、専修大学 渡辺ゼミ、株式会社グリーンエース
くらだしマガジン編集部
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