実は、日本で発生しているフードロスの半分が家庭で生じているって知っていますか? Kuradashiでは、食品の保存や管理の豆知識、お買い物や料理に関する小ネタなど、家庭でのフードロスを削減する「生活の知恵」を「フードコツ」と呼んでいます。
家庭でのフードロスを削減するには、「フードコツ」の実践が必要不可欠!だけど普段の食生活の中で行動に移すのは難しいですよね…。そこで、「#フードコツやってみた」 シリーズでは、Kuradashiスタッフが実際にフードコツを実践して見つけた“フードコツのコツ”をご紹介していきます!
自己紹介
はじめまして!夫(料理好き)と娘(2歳)と暮らすワーママのなつです。
夫は仕事柄、1年の半分は出張で不在。その間はワンオペで育児も家事もこなしています。
園のお迎え、ご飯の準備、食事、片付け、お風呂、寝かしつけと、毎日が時間との戦いで気持ちの余裕もありません。特にご飯づくりは、献立を考えるのも、作るのも、正直しんどい…。しかも、私は料理が苦手。「今日もまた同じようなもの…」と、マンネリにも悩んでいました。
そこで、夫の出張前ルーティンである野菜スープ作りを活かし、フードコツ 「食材を何度も生まれ変わらせる」 を実践!
- 献立のマンネリ打破
- ご飯づくりをラクに
- 娘も自分も美味しく栄養をとる
これらを目指しながら、フードロス削減にも挑戦していきます!

早速やってみた
野菜スープを、トマトスープとトマトクリームシチューに生まれ変わらせます!
- 野菜スープ(夫が調理)
- トマトスープ、トマトクリームシチュー(私がアレンジ)
夫の作ったスープを活かして、ラクして美味しく大変身させます!
野菜スープ
【材料】
- だしパック 1個
- 野菜 お好きなものをお好きな量だけ
- 水 適量
【手順】
①残っている野菜をカットする
②お鍋にだしパック、野菜を入れる

③お水をヒタヒタになるまで入れる

④蓋をして煮立つまで火にかける(沸騰するまで強火)

⑤火にかける(強火で約3分30秒)
⑥沸騰したら弱火で10分煮て完成
トマトスープ
【材料】
- 野菜スープ 適量
- トマト缶 適量
【手順】
①冷凍した野菜スープを、電子レンジで温めて溶かす
②溶けたスープを鍋に移して、火にかける
③温まったスープにトマト缶を入れて完成

※お好みに合わせてコンソメを入れて、味を調整してください
トマトクリームシチュー
【材料】
- トマトスープ 適量
- クリームシチューの素 適量
- 水 適量
【手順】
①冷凍した野菜スープを、電子レンジで温めて溶かす

②溶けたスープを鍋に移して、火にかける
③スープが温まったら火を止めて、お好みのシチューの素を混ぜて完成

※お好みに合わせてお水を足して、味を調整してください
今回の“フードコツのコツ”!
今回見つけた“フードコツのコツ”はこちら!
- 余った野菜はスープの材料に
- ニンジンは皮ごとOK!ブロッコリーの芯も皮を剥けば美味しく食べられる
- 味噌やカレー粉を加えれば、味噌汁やカレースープにアレンジ可能
- 材料をすべて細かく切ることで、火の通りが早くなりガス代も節約
- すぐ食べるなら冷蔵、長持ちさせるなら小分け冷凍が◎

今回「食材を何度も生まれ変わらせる」を試してみたら、ご飯作りがちょっとラクに!
2歳の娘も、野菜だけだと「もういらない」とそっぽを向いていたのに、トマトスープやシチューにすると「もっと!もっと!」とおかわりしてくれるようになりました。
このフードコツを実践してみて、料理への苦手意識が少しだけ軽くなった気がします。そして何より、娘と2人きりのご飯の時間が楽しい時間に変わったことが、一番の収穫でした。
これからも、いろいろな食材を生まれ変わらせて、娘と一緒に楽しいご飯の時間を過ごしていきたいです。