クラダシチャレンジとは 社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ(通称 クラチャレ)」は、人口減少・少子高齢化により人手不足に悩む地域・農家さんのもとへ、地方創生やフードロス問題に興味がある学生やクラダシスタッフを派遣するプログラム。一次産品の収穫をはじめとした農業体験により、フードロス削減を目指します。参加者は、現地での農作業や現地の方との意見交換を通して、地域の現状や課題など座学では得られないたくさんの学びを得られます。 |
概要
第50回 社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」in 愛媛県松山市
開催期間:2025年3月24日〜3月28日
参加人数:学生4名
開催の背景
2024年1月に松山市、愛媛銀行、クラダシの3者が「松山市におけるSDGsの推進に係る食品ロス削減および特産品のPRに向けた連携協定」を締結いたしました。
【活動内容】作業の詳細
松山市の中島ではせとか、紅まどんな、レモンの収穫、また加工場の見学をしました。体験や農家の方々との交流を通して、農業の大変さと楽しさを実感するとともに、中島という地域が抱える課題も浮き彫りになりました。5日間という短い期間でしたが、参加者の中には、かんきつ類の品種を判別できるほどの「かんきつマスター」が現れるほど、多種多様なかんきつに触れることができ、大変貴重な経験となりました。
【活動内容】意見交換会
4日間の学びを踏まえ、松山市役所、愛媛銀行、クラダシの皆様と中島の未来について議論しました。私たちの提案に対し、それぞれの立場から貴重なご意見を伺うことができ、大変有意義な時間となりました。今回の経験を活かし、中島の未来を明るくする提案に繋げていきたいと思います。
【活動内容】施策提案の詳細
愛媛県中島の課題である過疎化や観光客不足を解決し、地域の活性化を図るために、3つの施策を提案しました。1つ目は、特産品や柑橘類を販売するガチャガチャを松山空港などに設置し、観光客誘致と中島の知名度向上を目指すものです。2つ目は、冬季に「中島かんきつリレーマラソン」を開催し、美しい景観と柑橘の魅力を活かして観光需要を喚起するイベントです。3つ目は、Instagramアカウントや旅行本を通じて中島の魅力を発信し、広い世代への認知拡大を図る取り組みです。3つの取り組みを行うことで市役所や地域の方とのお話を通じて感じた中島の魅力をさらに多くの人に届けることができると考えました。
参加者の声
松山市での観光も中島での農作業体験も、大変貴重な経験になりました!特に、中島での滞在に関しては、今まで離島に行くことがなかったので、今回の滞在によって離島ならではの課題や良さを学べたのが良かったです。空き家の多さや子供の少なさ等課題は多くありましたが、もっと多くの人に中島の良さを知ってもらい、過疎化問題の解決に少しでもつながればいいなと思いました。
【大学1年 塩田珠恵】
クラダシチャレンジでは、普段自分が住んでいる地域では送ることができない様々な経験をさせていただくことができました。柑橘類の収穫はもちろん、島内を散歩したり、農家さんとお話をさせていただくことなど、学びと驚きの連続でした。町の人全員が暖かく、人と人とのつながりを大切にしていることが伝わってきました。この貴重な経験を活かして現在、中島の抱える過疎化や若年人口の減少、担い手不足をはじめとした課題が解決できる案を模索していきます。
【大学2年 柿木結依】
愛媛県松山市の中島に訪れ、柑橘類の収穫作業を体験しました。市内からフェリーで約1時間20分のこの島は、海に囲まれた美しい場所です。また、晴れた日の夜には満天の星が広がり、感動的な景色を楽しめました。
島を歩くと、みかんの木が至るところにあり、柑橘の島であることを実感。収穫作業では、木にとげがあるため手に小さな傷がついたり、果実を運ぶ作業が思った以上に重労働だったりと、農家の方々の大変さを身をもって感じました。しかし、収穫を終えた木を見ると達成感があり、とれたてのみかんは甘くて果肉がぎっしり詰まっていて絶品でした。
中島は、紅まどんな、せとか、甘平などの高級みかんやレモンの産地として有名で、トライアスロン大会も開催されることを今回初めて知りました。自然と人の温かさに触れ、貴重な体験ができました!
【クラダシ社員 齋藤 花伽】
活動レポート詳細
この記事でご紹介したクラチャレをもっと詳しく知りたい方はこちら!より詳細な活動レポートをご覧いただけます。
クラチャレ&クラチャレふるさとだより
Kuradashiでは、クラチャレをきっかけとする商品「クラチャレふるさとだより」を販売しています。日本全国の地域経済の活性化や特産品の魅力発信を実現したい。「クラチャレふるさとだより」は、そんな思いで生まれた商品です。
商品の収穫・梱包をおこなうのは、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の参加学生たち。 地方創生を志し、強い思いでクラダシチャレンジに参加するメンバーです。
「クラチャレふるさとだより」の購入によるクラダシ基金への支援が、また次のクラダシチャレンジにつながります。