クラダシチャレンジとは 社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ(通称 クラチャレ)」は、人口減少・少子高齢化により人手不足に悩む地域・農家さんのもとへ、地方創生やフードロス問題に興味がある学生やクラダシスタッフを派遣するプログラム。一次産品の収穫をはじめとした農業体験により、フードロス削減を目指します。参加者は、現地での農作業や現地の方との意見交換を通して、地域の現状や課題など座学では得られないたくさんの学びを得られます。 |
概要
第51回 社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」in 島根県隠岐の島町
開催期間:2025年3月3日〜3月7日
参加人数:学生3名
開催の背景
2022年12月より連携協定を締結した大阪府豊中市との取り組みの中の「豊中市の就航都市と連携したクラチャレの実施」から、島根県隠岐の島町での開催が決定しました。
【活動内容】作業の詳細
和田水産の岩ガキは本垂下(ホタテの貝殻に牡蠣の幼生を付着させたものを海中に垂らす作業)から収穫まで4年間かけているそうです。私たちは岩ガキの洗浄、糸通し、選別、磨き、垂下などの体験をさせて頂きました。洗浄、磨きの作業はとても繊細で、慣れるまで時間がかかりました。牡蠣を糸に通し、海に吊るしに行く作業は力仕事で、第一次産業の大変さを改めて実感しました。作業を通して和田水産の皆様の牡蠣への強い想いが伝わりました!
【活動内容】意見交換会
3日目の午後に隠岐の島町役場で意見交換会を行いました。隠岐の島町長、副町長、役場の方々、友好都市協定を結んでいる豊中市の職員の方に参加していただきました。私たちが考えた関係人口を増やすための提案にフィードバックを頂いたり質問に答えて頂いたりし、多くの学びを得ることができました。滞在中に気づくことができなかった課題を知るとともに、更なる隠岐の島町の可能性を感じる有意義な時間になりました。
【活動内容】施策提案の詳細
5日間の隠岐の島町で体験を通して、魅力的な隠岐の島町の観光資源が生かしきれていないという課題に気づきました。観光資源を活用することでもっと島を活性化させる事ができる可能性を感じ、ふるさと納税モノ、コトの返礼品を通して魅力を知ってもらう提案やインバウンド客、若者をターゲットにした企画を提案しました。新たな施策とターゲットを広げることでより多くの方に魅力ある隠岐の島町の体験を行うことができると考えています。
参加者の声
隠岐の島町で五日間たくさんの経験をさせていただきました。岩ガキの収穫や町長と対話できる機会を設けていただき貴重な経験をさせていただきました。
隠岐の島町のよいところはまた山と海の距離や人と人の距離が近いことです。山が見えたと思ったらすぐ海が見えるというような島の良いところがぎゅっとつめこまれている町だと感じました。コミュニケーションが多くあり、島ならではの距離の近さだと感じました。そんな素敵な隠岐の島町で過ごすことができて本当によかったです。
【大学3年 大森夏子】
隠岐の島町で五日間たくさんの経験をさせていただきました。岩ガキの収穫や町長と対話できる機会を設けていただき貴重な経験をさせていただきました。
隠岐の島町のよいところはまた山と海の距離や人と人の距離が近いことです。山が見えたと思ったらすぐ海が見えるというような島の良いところがぎゅっとつめこまれている町だと感じました。コミュニケーションが多くあり、島ならではの距離の近さだと感じました。そんな素敵な隠岐の島町で過ごすことができて本当によかったです。
【大学2年 徳田樹希】
私が訪問したのは、日本海に浮かぶ島根県の隠岐の島。隠岐諸島の中でも最大の島であり、美しい自然が魅力的な場所です。
伊丹空港から飛行機でわずか50分というアクセスの良さには驚きました。島というと遠いイメージがありましたが、思ったよりも気軽に行けるのは大きな魅力です。
また、島民の方々はとても温かく、観光客に対しても親しみを持って接してくださり、島の人々のつながりの強さを感じることができました。今回のクラダシチャレンジでは岩ガキの収穫~出荷の体験をさせていただきました。
海中に吊るす垂下連作り、洗浄、出荷作業を通し商品としてお客様の手元に届くまでには多くの年月、工程があることを実感しました。
その大変さと生産者の努力に改めて感謝の気持ちが湧きました。
隠岐の島には岩ガキをはじめ、バイ貝、サザエといった新鮮な海の幸、さらには日本酒やお米まで!どれも本当に美味しく、食の魅力も格別でした。
残念ながら今回の期間中はあいにくの雨だったので次回は晴天の下、隠岐の島町の魅力を堪能したいです。
【クラダシ社員 大栁りえこ】
活動レポート詳細
この記事でご紹介したクラチャレをもっと詳しく知りたい方はこちら!より詳細な活動レポートをご覧いただけます。
クラチャレ&クラチャレふるさとだより
Kuradashiでは、クラチャレをきっかけとする商品「クラチャレふるさとだより」を販売しています。日本全国の地域経済の活性化や特産品の魅力発信を実現したい。「クラチャレふるさとだより」は、そんな思いで生まれた商品です。
商品の収穫・梱包をおこなうのは、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の参加学生たち。 地方創生を志し、強い思いでクラダシチャレンジに参加するメンバーです。
「クラチャレふるさとだより」の購入によるクラダシ基金への支援が、また次のクラダシチャレンジにつながります。